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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ベツレヘムで生まれる

2008年12月16日 | Weblog
 
  世の光の時間です。クリスマスの季節を迎えました。いかがお過ごしでしょうか? 関根弘興です。 

 イエス・キリストの誕生には、通常では考えられない不思議なことが幾つかありました。 今日はその一つをお話ししましょう。 

 それはイエス・キリストがお生まれになるはるか前から、その誕生そしてその誕生の場所さえも預言されていたということなんです。

 その預言のことばは旧約聖書のミカ書5章2節という所に記されています。 
 「ベツレヘム・エフラテよ。あなたはユダの氏族の中で最も小さいものだが、あなたのうちから、わたしのために、イスラエルの支配者になる者が出る。その出ることは、昔から、永遠の昔からの定めである。
 こう記されているんですね。

 イエス・キリストの誕生された場所はベツレヘムでした。 ベツレヘムという町は大変由緒ある町でした。 なぜなら、イスラエルのダビデ王を世に送りだした町だからです。 そして救い主はダビデの王権を受け継ぐ者としてこの町から出る、という旧約聖書の預言によって、ま人々の期待もあったのですね。 

 しかしイエス・キリストの母マリヤとその夫ヨセフはナザレの町に住んでいました。 身重のマリヤをヨセフは労(いたわ)りながら、住み慣れた町で出産をと考えていたことでしょう。 ところがちょうどその頃、住民登録をせよという勅令が(ローマ)皇帝アウグストから発布されたのです。 記録によりますとローマは15年に一度、税金を課す目的で大規模な住民登録を行ったようなんですね。 

 ヨセフはダビデの家系であり血筋でもありましたので、ベツレヘムに向かっていかなければなりませんでした。 やむを得ず身重のマリヤをロバの背に載せ、ナザレからベツレヘムまで約100キロ以上の道のりを旅する訳です。 途中、身重のマリヤにとっては大変な危険と隣り合わせの旅となったでしょう。

 そして滞在先のベツレヘムで男の子を出産するんですねえ。 (人のための)家には彼らのいる場所がなく、生まれた初子は布にくるまれて、飼葉桶に寝かされました。 イエスの誕生は旧約聖書で預言された事でしたが誰からも知られずに、救い主キリストはダビデの世継ぎとしてベツレヘムで生まれるという旧約聖書のみことばが実現していったんです。 

 神様は御自分で約束されたことを決して破るお方ではありません。 ベツレヘムでお生まれになるという救い主の約束を神様は、人を動かし、歴史の中で実現してくださったのです。

 (PBA制作「世の光」2008.12.16放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。予約なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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