♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■十字架上の犯罪人 / 関根弘興

2018年05月04日 | Weblog
2018/3/30放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。
 
イエス・キリストは何の罪も犯した訳でもないのに十字架につけられました。イエス・キリストが十字架につけられた時、その両脇には犯罪人たちも十字架につけられていました。その犯罪人の一人は苦しみの中で「イエスよ、おまえはキリストではないか。自分とおれたちを救え」(ルカ福音書23章39節 新改訳2017) とわめき散らしました。

 しかしもう一人の犯罪人は別の一人をたしなめてこう言いました。
おまえは神を恐れないのか。おまえも同じ刑罰を受けているではないか。おれたちは、自分のしたことの報いを受けているのだから当たり前だ。だがこの方は、悪いことを何もしていない。」(ルカ福音書23章40節、41節 新改訳2017) 

 この犯罪人は自分の犯した犯罪のために十字架につけられていました。しかしその絶望の淵で自分の隣で十字架につけられていたイエス様の姿を見たのです。この方はローマ兵や当時の宗教家から罵声を浴びせかけられても呪いのことばを語るわけではなく、「社会が悪い、ローマが悪い」と言って責任転嫁する訳でもありませんでした。それどころか、「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、自分が何をしているのかが分かっていないのです。」 (ルカ福音書23章34節 新改訳2017)と赦しを祈られているではありませんか。イエス様の隣にいたこの犯罪人はその姿をじっと見つめて、「ああこのお方はまことの救い主だ。」と分かったのでしょう。

 するとイエス様はこの犯罪人に対して、「あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。」 (ルカ福音書23章43節 新改訳2017)と約束されたのです。

 絶望の淵に立たされた犯罪人にとってこの約束はどれほど大きな励ましとなったことでしょう。この犯罪人は立派なことをした訳ではありませんでした。イエス様のために特別な奉仕もする事ができませんでした。しかしイエス様は、この人に天国の約束をお与えになったのです。

 クリスチャンの出発はここから始まっていると言っても過言ではありません。私たちは何も立派なことなど出来ないかもしれません。ただ絶望の淵に立たされてしまうということもあるでしょう。その時、私たちは単純にイエス様を救い主として信じるその信仰によって、イエス様は「わたしはあなたを永遠に導く」と約束してくださるお方なんですね。
あなたは今日、わたしとともにパラダイスにいます。
                 (ルカ福音書23章43節 新改訳2017)


  (PBA制作「世の光」2018.3.30放送でのお話しより)

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