2018/4/18放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「すべての人のために願い」です。 テモテへの手紙第一2章1節から読んでみましょう。
「そこで、私は何よりもまず勧めます。すべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。」 (新改訳2017)
テモテへの手紙はパウロがその晩年に、恐らく殉教間近の時に書いたものであったのではないかと言われています。この時パウロは牢獄にいて、そこから弟子のデモテへ書き送った手紙のようですね。テモテは当時エペソにある大教会の牧師をしていました。しかしその教会は牧師として働くにはなかなか難しい教会であったようです。パウロはどのように牧師として働きを進めていったらよいのか悩むテモテにその指針を示し助言を与えているのです。
そこで教会において何よりも大事にすべきことは、祈りの雰囲気を作ることである。「まず始めに」と教会における祈りの重要性を示しています。教会においてすべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために、願い、祈り、執り成し、感謝を捧げなさい、と。この時代、王位にあったのは神を信じない皇帝ネロでした。しかしその皇帝のために祈りなさい、と言います。私たちにとっては日本の国の為政者、首相や政治家そして天皇のために願い祈り執り成し感謝を捧げなさい、と言うことでしょう。
それは二つの目的からです。つまり私たちがいつでも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送る、つまり私たちのためですし、もう一つは「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられる」(2章4節参照)と祈った人たちのためでもあります。
いろいろと国の政治については異論反論があるかもしれません。しかし、救われて真理を知るようになることはまず何よりも優先されるべき祈りの課題と言わなくてはならないでしょう。イエスは「わたしの家は祈りの家と呼ばれる」(マタイ21章13節、参照マルコ11章17節とルカ19章46節)と教会の本質を語られました。教会にあって教会の外にないもの、それは祈りです。神との生きた関係の中で真実に祈られる祈りです。すべての人の祝福を絶えず祈る教会の一翼を担うものとさせていただきたいものです。
(PBA制作「世の光」2018.4.18放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「すべての人のために願い」です。 テモテへの手紙第一2章1節から読んでみましょう。
「そこで、私は何よりもまず勧めます。すべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために願い、祈り、とりなし、感謝をささげなさい。」 (新改訳2017)
テモテへの手紙はパウロがその晩年に、恐らく殉教間近の時に書いたものであったのではないかと言われています。この時パウロは牢獄にいて、そこから弟子のデモテへ書き送った手紙のようですね。テモテは当時エペソにある大教会の牧師をしていました。しかしその教会は牧師として働くにはなかなか難しい教会であったようです。パウロはどのように牧師として働きを進めていったらよいのか悩むテモテにその指針を示し助言を与えているのです。
そこで教会において何よりも大事にすべきことは、祈りの雰囲気を作ることである。「まず始めに」と教会における祈りの重要性を示しています。教会においてすべての人のために、王たちと高い地位にあるすべての人のために、願い、祈り、執り成し、感謝を捧げなさい、と。この時代、王位にあったのは神を信じない皇帝ネロでした。しかしその皇帝のために祈りなさい、と言います。私たちにとっては日本の国の為政者、首相や政治家そして天皇のために願い祈り執り成し感謝を捧げなさい、と言うことでしょう。
それは二つの目的からです。つまり私たちがいつでも敬虔で品位を保ち、平安で落ち着いた生活を送る、つまり私たちのためですし、もう一つは「神は、すべての人が救われて、真理を知るようになることを望んでおられる」(2章4節参照)と祈った人たちのためでもあります。
いろいろと国の政治については異論反論があるかもしれません。しかし、救われて真理を知るようになることはまず何よりも優先されるべき祈りの課題と言わなくてはならないでしょう。イエスは「わたしの家は祈りの家と呼ばれる」(マタイ21章13節、参照マルコ11章17節とルカ19章46節)と教会の本質を語られました。教会にあって教会の外にないもの、それは祈りです。神との生きた関係の中で真実に祈られる祈りです。すべての人の祝福を絶えず祈る教会の一翼を担うものとさせていただきたいものです。
(PBA制作「世の光」2018.4.18放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
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が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。