♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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「世の光」を文字で 

■ヨナのしるしの他には / 福井 誠

2018年05月02日 | Weblog
2018/3/28放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「ヨナのしるしの他には」です。マタイの福音書16章4節から読んでみましょう。
「悪い、姦淫の時代はしるしを求めます。しかし、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられません。」 こうしてイエスは彼らを残して去って行かれた。(新改訳2017)

 旧約聖書にはヨナ書と呼ばれる小さな書物が収録されています。それはヨナという預言者に起こったことを書いたものですが、神様がヨナにニネベという大きな街に行って神様の裁きと救いのメッセージを伝えるように命じられるのです。しかしヨナはこれに従わず、船に乗り込んで逃げ出してしまいました。そんなヨナを神様が嵐で捕え、魚に飲み込ませて、再びニネベの町へと向かわせていきます。そしてヨナの話を聞いたニネベの人々は悔い改めて神様を信じた、という話です。

 何となく劇画な的なお話ですが、イエス様はこの旧約聖書のお話を取上げて、ご自分のことを説明された時がありました。それはユダヤの宗教家たちが集まって、イエス様が旧約聖書で約束された救い主なのかどうか証拠を見せて欲しい、天からのしるしを見せて欲しい、と問いかけた時のことです。イエス様はこの質問に応えて、「悪い、姦淫の時代はしるしを求めます。」 つまり不信仰で神も人も信じない時代には、そうやって証拠を求めるのだ、と。そこで、もし、しるしが与えられるとしたら、ヨナのしるしの他には与えられない、と語ったのです。つまり旧約聖書のヨナの物語は預言者ヨナに起こった出来事とニネベという大きな町の悔い改めについて語ったようでありながら、実はイエス様のことを語ったものとして読んでいく必要のあるものなのですね。

 確かにヨナは大きな魚に飲み込まれた後に陸に吐き出されて神様が生きておられることを証ししました。それはまさに十字架の後にイエスが三日三晩、死の世界に飲み込まれて復活し、神様が確かに生きておられることを明かしされたのと同じです。旧約聖書を読むときにイエスの十字架も復活もすべてあらかじめ語られていることをこうして教えられます。ぜひ聖書を読んでイエス様のことを更に知っていただきたいものですね。

(PBA制作「世の光」2018.3.28放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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