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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■復活のイエスが近づいて / 板倉邦雄

2018年05月22日 | Weblog
2018/4/17放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「復活のイエスが近づいて」という題でお話ししましょう。

復活されたイエス様が聖書の記事によりますと40日間に渡りまして弟子たちや500人以上の信徒たちに現れてくださったと書いてあります。

 さて二人のイエスの弟子たちがエマオという村へ行く途中でした。二人はエルサレムの都で起こった出来事について互いに語り合っていました。出来事とは言うまでもなく、恩師であるイエス様の十字架の死と復活の出来事でした。二人は口角泡を飛ばす激論になってしまいました。それというのもイエス様が死んで葬られてから今日で三日目です。女性の信徒たちがとんでもない報告を自分たちにもたらしたからです。

 そのとんでもない報告とは、今日の早朝イエス様の身体がなくなっている、というのです。仕方なく女性たちが帰ろうとすると、突然天の御使いが現れて、「イエスは生きておられる」と告げられた、という報告でした。二人の弟子たちは死人が生き返ったということで激論を交わしていたのです。

 するとその時です。復活されたイエス様ご自身が近づいてきて二人の弟子たちと一緒に歩いて行かれたのです。四国巡礼者の衣の背中(※笠)には「同行二人」(※どうぎょうににん)という文字が書かれています。仏様(※弘法大師)が一緒に私の旅路に同行してくださっている、という意味が込められていますね。このエマオの旅路は復活のイエスとの同行三人でした。しかし、二人の弟子の目が遮られてイエス様だと認識することができなかったのです。

 そこでイエス様の方から二人に尋ねられました。
「歩きながら互に語り合っているその話は、なんのことですか?」(ルカの福音書24章17節参照)。

 二人は悲しそうな顔をして立ちどまりました。そしてクレオパという人が、答えました。「あなたはエルサレムに泊まっていながら、知らないとは信じられません。都で先日起こったことをご存知ないのですか? 」

 「それははどんなことですか?」

 「ナザレ出身のイエスのことですよ。」

 復活のイエス様が目の前にいるというのに心の目が遮られていますと認識できなかったのです。あなたの心の目はどうですか?

  (PBA制作「世の光」2018.4.17放送でのお話より )

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