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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■十分に整えられた者となる / 福井 誠

2018年05月30日 | Weblog
2018/4/25放送


世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「十分に整えられた者となる」です。 テモテへの手紙第二3章16節、17節を読んでみましょう。
聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。神の人がすべての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。」 (新改訳2017)

テモテはエペソ教会の牧師でした。しかしエペソ教会の働きはなかなか難しいところがあったようですねえ。教会の働きをどのように進めたらよいのか悩むテモテにパウロが勧めたことは、聖書を学ぶことでした。聖書を語る者に聖書を学ぶことを勧めたのです。

 私が牧師になりたての頃、牧師は必ず朝は聖書を学び続ける時間を持つようにと教えてくださった先生がいます。しかし正直なところ、牧師になると様々な雑用で忙しくなり、結局聖書を学ぶのは毎週日曜日の説教を作るためで終わってしまい、なかなか聖書じっくり学び続けることにはならない時代がありました。

 けれど牧師7年目でしたでしょうか、牧師の働きにいよいよ難しさを感じ、私は神学校に入り直して勉強をしました。納得できず九つほどの神学校を渡り歩いて、ついには博士課程まで進んで勉強をしました。博士課程が終わった時に、何かやるだけのことをやったという吹っ切れた思いもありましたが、今あれこれ思い返して考えてみると、実際に私自身を変え、牧師として成長させてくれたのは、神学校での高度な学びよりも、朝ごとにしっかりと聖書に取り組んで、神と良き時を過ごす毎日の地道な習慣であったと思います。
 私が毎朝聖書に取り組んだその内容は今では『パスターまことの聖書一日一生』というブログになって13年め、4サイクル目を迎えています。先日はある方から、先生の初期の聖書通読からずっと読んでいますが内容も随分変わってきましたね、とお電話をいただきました。確かに聖書を繰り返し読むたびに、自分がいかに神のことばを不注意に呼んでいるかと思わされることがあります。そして書き直す。その繰り返しです。けれども、それによって神の御心も期待も深く教え諭され、霊的に成長させられているのですね。聖書を読むことが何よりも信仰者を整え完成させていくものだと心得て、取り組んで参りたいものです。

(PBA制作「世の光」2018.4.25放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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