2018/4/16放送
世の光の時間です。お変わりありませんか? 今日は第二月曜日ですが詩篇からご一緒に考えてみましょう。
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。今日は第三週の月曜日ですが、旧約聖書に登場するヨセフの人生について学びましょう。
神の不思議な導きでエジプトの大臣となったヨセフは豊作の時に蓄えた穀物を周辺の人々にも分けていました。ヨセフの兄たちも穀物を求めて来る中、ヨセフはその心を探り、弟シメオンを捕え、他の兄弟たちに次回は弟ベニヤミンを連れて来るようにと要求したのです。父ヤコブは愛するヨセフを失って以来、自分の末息子ベニヤミンへの執着を強めていました。それはベニヤミンが愛妻ラケルのもう一人の忘れ形見だったからです。しかし飢饉が続き食糧が不足してくる中で、ヤコブは最愛の末子を手放す覚悟を迫られました。私たちは様々なものを握り締めてしまいますね。それを手放したら自分が自分でいられなくなる、と考えることさえあるのです。しかし神様は私たちに、それを手放し委ねるようにと招くのです。ヤコブが手放せるようにと励ましたのは息子ユダでした。ユダは悔い改めの中、覚悟と献身を示し、弟ベニヤミンを守ることを誓うのです。私たちが神様に信頼しようとする時、その歩みを支える存在を神はあなたにも与えてくださるのです。しかし父ヤコブ自身もまた自分がしっかりと握り締めているものを自ら手放し、それを神に委ねるようにとの神様の前の決断が必要だったのです。ヤコブは決断し、こう語ります。
「そして、弟を連れて、さあ、その方のところへ出かけて行きなさい。全能の神が、その方の前でおまえたちをあわれんでくださるように。そして、もう一人の兄弟とベニヤミンをおまえたちに渡してくださるように。私も、息子を失うときには失うのだ。」
旧約聖書 創世記43章13節から14節 (新改訳2017)
ヤコブは全能の神が息子たちを憐れんでくださるようにと祈ります。そこには神の主権もどこまでも信頼し委ねるヤコブの姿がありました。私たちもまた握り締めているものを手放し、神の主権に委ね、信頼するものとされたいと願います。そこにこそ本物の平安があるからです。
聖書のことば
「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」
(新約聖書 ペテロの手紙第一 5章7節 新改訳2017)
PBA制作「世の光」2018.4.16放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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世の光の時間です。お変わりありませんか? 今日は第二月曜日ですが詩篇からご一緒に考えてみましょう。
世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。今日は第三週の月曜日ですが、旧約聖書に登場するヨセフの人生について学びましょう。
神の不思議な導きでエジプトの大臣となったヨセフは豊作の時に蓄えた穀物を周辺の人々にも分けていました。ヨセフの兄たちも穀物を求めて来る中、ヨセフはその心を探り、弟シメオンを捕え、他の兄弟たちに次回は弟ベニヤミンを連れて来るようにと要求したのです。父ヤコブは愛するヨセフを失って以来、自分の末息子ベニヤミンへの執着を強めていました。それはベニヤミンが愛妻ラケルのもう一人の忘れ形見だったからです。しかし飢饉が続き食糧が不足してくる中で、ヤコブは最愛の末子を手放す覚悟を迫られました。私たちは様々なものを握り締めてしまいますね。それを手放したら自分が自分でいられなくなる、と考えることさえあるのです。しかし神様は私たちに、それを手放し委ねるようにと招くのです。ヤコブが手放せるようにと励ましたのは息子ユダでした。ユダは悔い改めの中、覚悟と献身を示し、弟ベニヤミンを守ることを誓うのです。私たちが神様に信頼しようとする時、その歩みを支える存在を神はあなたにも与えてくださるのです。しかし父ヤコブ自身もまた自分がしっかりと握り締めているものを自ら手放し、それを神に委ねるようにとの神様の前の決断が必要だったのです。ヤコブは決断し、こう語ります。
「そして、弟を連れて、さあ、その方のところへ出かけて行きなさい。全能の神が、その方の前でおまえたちをあわれんでくださるように。そして、もう一人の兄弟とベニヤミンをおまえたちに渡してくださるように。私も、息子を失うときには失うのだ。」
旧約聖書 創世記43章13節から14節 (新改訳2017)
ヤコブは全能の神が息子たちを憐れんでくださるようにと祈ります。そこには神の主権もどこまでも信頼し委ねるヤコブの姿がありました。私たちもまた握り締めているものを手放し、神の主権に委ね、信頼するものとされたいと願います。そこにこそ本物の平安があるからです。
聖書のことば
「あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。」
(新約聖書 ペテロの手紙第一 5章7節 新改訳2017)
PBA制作「世の光」2018.4.16放送でのお話しより)
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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