2016/4/21放送
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「まことの神によって祝福される」です。それではイザヤ書65章16節から読んでみましょう。
「この世にあって祝福される者は、まことの神によって祝福され、この世にあって誓う者は、まことの神によって誓う。先の苦難は忘れられ、わたしの目から隠されるからだ。」
解剖学者の養老孟司さんは、人間は記憶の中に生きている、と言いました。実に私たちは過去の記憶の中に生きているものですねえ。過去の記憶は良くも悪くもあります。しかし多くの人は苦しい過去、嫌な過去の記憶に引きずられています。殊に、物事がうまくいかないと、これはかつてのあの罪この罪のせい、あるいは自分が積み重ねてきた耐え難いこの弱さのため、と落胆し、後ろ向きで非生産的な人生の吹きだまりに閉じ込められてしまうことがあるものですねえ。曲がった者はまっすぐにできない、と聖書にはありますが、まさに曲がりきって撚れてしまった人生に希望を抱けないことがあるものです。しかし聖書が語りかける神は創造の神ですねえ。この天地万物を造り、人間に良いものを拒まれない神の存在です。こんな人生に何を期待できようか、と思うところに光を与え希望を与えてくださるお方です。
確かにイザヤも言うではありませんか。「この世にあって祝福される者は、まことの神によって祝福される」 私たちは何の良きものも期待し得ない自分の人生にまことの神が祝福を与えてくださると語りかけて来る聖書のことばに心を留めなくてはなりません。いや心を留め熟慮し、そのことばを反芻し、祝福を受けるに価しない存在にあえて祝福を授られる神を認め、受け入れていることが信仰を持つことですねえ。
そういう意味で信仰を持つというのは勇気を要することです。けれども自分にはどんな可能性も尽きているのだと言う人にとっては朗報です。あらゆる手だてが尽きたとしてもまだ生き延びるあるいは新しい人生を作り出す可能性があると言うわけですから、ぜひ聖書を読み続け、聖書の語りかけに心を留めてチャレンジのある人生を歩みたいのですね。
(PBA制作「世の光」2016.4.21放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「まことの神によって祝福される」です。それではイザヤ書65章16節から読んでみましょう。
「この世にあって祝福される者は、まことの神によって祝福され、この世にあって誓う者は、まことの神によって誓う。先の苦難は忘れられ、わたしの目から隠されるからだ。」
解剖学者の養老孟司さんは、人間は記憶の中に生きている、と言いました。実に私たちは過去の記憶の中に生きているものですねえ。過去の記憶は良くも悪くもあります。しかし多くの人は苦しい過去、嫌な過去の記憶に引きずられています。殊に、物事がうまくいかないと、これはかつてのあの罪この罪のせい、あるいは自分が積み重ねてきた耐え難いこの弱さのため、と落胆し、後ろ向きで非生産的な人生の吹きだまりに閉じ込められてしまうことがあるものですねえ。曲がった者はまっすぐにできない、と聖書にはありますが、まさに曲がりきって撚れてしまった人生に希望を抱けないことがあるものです。しかし聖書が語りかける神は創造の神ですねえ。この天地万物を造り、人間に良いものを拒まれない神の存在です。こんな人生に何を期待できようか、と思うところに光を与え希望を与えてくださるお方です。
確かにイザヤも言うではありませんか。「この世にあって祝福される者は、まことの神によって祝福される」 私たちは何の良きものも期待し得ない自分の人生にまことの神が祝福を与えてくださると語りかけて来る聖書のことばに心を留めなくてはなりません。いや心を留め熟慮し、そのことばを反芻し、祝福を受けるに価しない存在にあえて祝福を授られる神を認め、受け入れていることが信仰を持つことですねえ。
そういう意味で信仰を持つというのは勇気を要することです。けれども自分にはどんな可能性も尽きているのだと言う人にとっては朗報です。あらゆる手だてが尽きたとしてもまだ生き延びるあるいは新しい人生を作り出す可能性があると言うわけですから、ぜひ聖書を読み続け、聖書の語りかけに心を留めてチャレンジのある人生を歩みたいのですね。
(PBA制作「世の光」2016.4.21放送でのお話より )
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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
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http://yonohikari.biblica.info
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。