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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■十の言葉(第九戒) / 板倉邦雄

2016年04月20日 | Weblog
2016/4/20放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 板倉邦雄です。
 今日は、十のことばの第九戒になります。第九戒は、
 「あなたは隣人について、偽証してはならない。」(出エジプト記 20章16節 、申命記5章20節 口語訳聖書)
 
 さて英語では嘘にはブラックライとホワイトライ、つまり黒い嘘と白い嘘と言う区別があるそうですね。黒い嘘は悪性ですが、白い嘘は罪が無いと考えているのでしょうか。私たちの国でも「嘘も方便」と言って嘘は罪とは考えられていません。また、お世辞や居留守のような社交場の嘘もありますねえ。しかしそのような嘘の生活態度が人と人との間を自分と人との間を損なうものであるその事に気づかなくてはならないのです。

 聖書はこう言っています。
 「ですから、あなたがたは偽りを捨て、おのおの隣り人に対して真実を語りなさい。私たちは体の一部分として互いにそれぞれの者だからです。」 (参照) エペソ人への手紙4章25節

 私たち人間は一つの大きな身体のようなものです。ある人は手、ある人は足、ある人は目のようにそれぞれ大事な役目を持って繋がっているのではないでしょうか。ですから私たちが不真実で嘘をつくなら、私たちは内側からお互いの関係を壊していくことになります。嘘だけではなく中傷や悪口がどんなに人々の間を壊していくことでしょう。

 ですから聖書は次のように警告しているのです。
 「民のうちを行き巡って、人の悪口を言いふらしてはならない。あなたの隣人の血にかかわる偽証をしてはならない。わたしは主である。」レビ記の19章16節 (口語訳聖書)

 私たちは法廷での偽証罪が重い刑罰になることを知っています。主なる神様の前では嘘も重い罪であることを認識したいのです。そして私たちは互いに真実を語り合うことを心がけて参りましょう。それは私たちがお互いの名様を守ることになります。私たちの神は真実な神ですから、私たちの真実をこよなく喜んでくださるのです。

 聖書のことばです。
 「「いのちを愛し、さいわいな日々を過ごそうと願う人は、舌を制して悪を言わず、くちびるを閉じて偽りを語らず、」 第一ペテロの手紙3章10節 (口語訳聖書)

 (PBA制作「世の光」2016.4.20放送でのお話より )

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