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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■十の言葉(第七戒) / 板倉邦雄

2016年04月06日 | Weblog
2016/4/6放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 板倉邦雄です。
 今日は、十のことばの第七戒をお読みします。
 「あなたは姦淫してはならない。」(出エジプト記 20章14節 口語訳聖書)

 現代、週刊誌や映画、インターネット、テレビを通して不倫や不品行が美しくまた華やかに取り上げられています。不倫や不品行が罪であるという考えは前世期の産物だと片付けられてしまいました。しかしこの第七戒は、「殺してはならない」、「盗んではならない」、と同じくらいの罪なのです。この「姦淫してはならない」は三つの面で私たち自身と隣人の純潔を保つことを求めているのではないでしょうか。

 まずは心に於いてです。イエス様はこう言われました。
 「『姦淫するな』と言われているが、わたしはあなたがたに言います。誰でも情欲を抱いて女を見る者は心の中で既に姦淫したのである。」 (参照 マタイ 5章27節、28節)
 私たちはみな、きよい神様の前では汚れた心を持った罪深い者です。

 次に、ことばにおいて自分自身と他の人をきよく守ることです。「また、不品行といろいろな汚れや貪欲などを、聖徒にふさわしく、あなたがたの間では、口にすることさえしてはならない。また、卑しい言葉と愚かな話やみだらな冗談を避けなさい。」(エペソ人への手紙5章3節、4節 口語訳聖書)

 そして第三に、実行に移さないことによって自分自身と身近な人たちを傷つけないようにして行きたいのです。性的な不品行と暴力は最も身近な兄弟姉妹、恋人、夫婦の間でなされるのです。それだけに、恥ずかしくて長い間、心と体に深く傷を残してゆくのです。ですからこの不品行の罪は私たちの身体と心をむしばんで行くことでしょう。また家庭を惨めにして、やがて破壊してゆくのです。子どもたちの笑い声は消えてゆくでしょう。そしてやがては不品行の罪は社会や民族を毒して行くのではないでしょうか。ですから使徒パウロはこう言いました。
 「夜はふけ、日が近づいている。それだから、わたしたちは、やみのわざを捨てて、光の武具を着けようではないか。そして、宴楽と泥酔、淫乱と好色、争いとねたみを捨てて、昼歩くように、つつましく歩こうではないか。」 ローマ人の手紙13章12節と13節 (口語訳聖書)

 (PBA制作「世の光」2016.4.6放送でのお話より )

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