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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■ひどく怒らないでください/福井 誠

2016年04月14日 | Weblog
2016/4/14放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「ひどく怒らないでください」です。それではイザヤ書64章9節から読んでみましょう。
 「主よ。どうかひどく怒らないでください。いつまでも、咎を覚えないでください。どうか今、私たちがみな、あなたの民であることに目を留めてください。
 
 先週に引き続いてイザヤの祈りから教えられていきます。ここでイザヤは信仰者を代表して神に祈っています。

 ところで神は間違ったことをなあなあで処理される方ではなく、イスラエルの民が神を捨て去って不法を重ねたことに対して厳しい裁きを与えられました。けれどもそういう厳しい一面がありながらも、神様は同時に愛をもって過ちから立ち上がらせてくださるお方です。

 本来ならば神の愛を踏みにじり続けて自業自得の滅びに突入していくのですから、そういう人はもうよしましょうよ、となるものでしょう。そういう人に必要なのは、憐みや恵みなんかではなく呪いですよ、となることでしょう。一度滅ぼしたのならもう二度と関わりあわない事ですよ、となることでしょう。

 けれども神は私たちの思いを超えた憐み深さを持っておられる方なのです。イザヤは神を父と呼んでいますね。神は私たちの身内であり、肉親のような方、愛情深いお方なのです。決して捨て去って終わりということはありません。

 ですからイザヤは祈っていますね。「主よ。どうかひどく怒らないでください。いつまでも、咎を覚えないでください。どうか今、私たちがみな、あなたの民であることに目を留めてください。

 この時イザヤは北イスラエルが滅亡する歴史的な事件を目の当たりにしていました。そしていずれ生き延びている南ユダの国も滅びていくと確信したようですね。けれども、そこでイザヤは神の愛に期待して祈るのです。神は憐み深い方だから、ヘリ下るならば思い直して私たちを助けてくださるのではないか、と。

 どうでしょうか。神を信じる人は多いでしょうが、イザヤのように神の愛を求めて生きる人は少ないのではないでしょうか。悔い改めるならば私たちに心を開いてくださる神様がおられるのですから、その神様の前にへり下って神の愛を求めて生きる者でありたいものですね。

(PBA制作「世の光」2016.4.14放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

 

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