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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■主の復活の目撃者  マグダラのマリヤ /岩井基雄

2016年04月01日 | Weblog
2016/4/1放送

 イースターおめでとうございます。世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。今日は、母マリヤと共にイエスの十字架を見上げていたマグダラのマリヤという女性について学んでみましょう。

 マグダラのマリヤは十二弟子と共にイエスに従った女性の一人であり、遊女だったという説もありますが、そうではなく重い病気をキリストによって癒された女性だと考えられています。彼女はイエスの母マリヤと共に、主の遺体が墓に埋葬されるまで付き添い、日曜日の朝一番初めに墓を訪れた女性の一人でした。しかし墓は既に空であり、混乱の後にマグダラのマリヤが何げなく振り向くと、そこによみがえられた主イエス・キリストが立っておられたのです。聖書はこう記しています。

 彼女はこう言ってから、うしろを振り向いた。すると、イエスが立っておられるのを見た。しかし、彼女にはイエスであることがわからなかった。
 イエスは彼女に言われた。「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」 彼女は、それを園の管理人だと思って言った。「あなたが、あの方を運んだのでしたら、どこに置いたのか言ってください。そうすれば私が引き取ります。」
 イエスは彼女に言われた。「マリヤ。」
 彼女は振り向いて、ヘブル語で、「ラボニ(すなわち、先生)。」とイエスに言った。
              新約聖書 ヨハネの福音書20章14節から16節

 よみがえられた主イエス・キリストから愛に満ちた声で呼ばれた時、彼女の驚きと喜びはいかばかりだったでしょうか。主イエス・キリストは復活の時、一番最初にこのマグダラのマリヤに現れてくださいました。主イエスの誕生を最初に祝ったのが社会の底辺にいた羊飼いたちであったように、主の復活の勝利を最初に目にしたのも世間では軽く扱われていた女性の一人、マグダラのマリヤだったのです。主の誕生も復活も、小さな弱い存在の唇を通して世界に証しされたのですね。

 この主イエス・キリストの復活こそ私たちの大いなる希望の源であり、すべてを飲み込んでしまう死を完全に打ち破り、罪深い私たちが義と認められるための道が豊かに開かれたのです。

 聖書のことば
 「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。
  新約聖書 ローマ人への手紙4章25節

 あなたもこのキリストの希望に生かされましょう。

(PBA制作「世の光」2016.4.1放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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