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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■育て上げてくださる / 福井 誠

2014年04月10日 | Weblog
2014/4/10放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「育て上げてくださる」です。それでは第二サムエル記23章5節から読んでみましょう。
 「まことに神は、私の救いと願いとを、すべて、育て上げてくださる。

 これはダビデの最後のことばと呼ばれるものの一つです。そこにはダビデが神をどのように仰いだかがよく表わされていますね。皆さんは神様をどのように考えていますか? いや、神様が実際に存在するとすればどのように体験していますか? それが重要ですね。

 まずダビデは「ヤコブの神」と呼びました。それは創世記を読むとよく分りますが、憐れの神をイメージして語っていることばです。神は虫けらのようなヤコブに実によくしてくださいました。

 またダビデは神を「イスラエルの岩」と呼びました。つまり信頼を裏切ることのない確かなよりどころとして神をイメージしていました。それは次々と襲う試練の中でダビデを守り続け勝利に導かれた経験に基づくものですねえ。

 更にダビデは言います。
 「まことに神は、私の救いと願いとを、すべて、育て上げてくださる。

 神は「育て上げてくださる」と言う。身体的にも精神的にもということではありません。救いと願いを育て上げてくださるというのです。
 考えてみれば奥の深いことばです。たしかに願いもいろいろです。幼稚で自己中心な自分の欲求を満たすためだけの願いから、自分だけではない皆のことを考えた願いまで様々なものがありますねえ。家族のことを考える願い、会社のこと考える願い、自分を捨て去った私利私欲を超えた願いもあるものです。

 もし願うことが未熟であればそれを成長させてくださる。自分にとっても他人にとっても本当に必要なことを願うように私たちの願いを成熟させてくださる、神様はそういうお方だ、と言うのです。

 救いもいろいろです。ご利益的な救いから人に仕え、人を助けるものとなる救いもあります。大切なのは神様は私たちの願いを聞いてくださる便利屋ではないことです。私たちの身勝手な願いを聞きながらそれを成長させてくださる親なる神がおられるということです。

 この神様を信じてあなたも人間としての成熟の道を歩ませていただきませんか?

(PBA制作「世の光」2014.4.10放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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