♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■あの福音、この福音 / 板倉邦雄

2014年04月23日 | Weblog
2014/4/23放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「あの福音、この福音」という題でお話ししましょう。

 福音とは私たちを救うものです。新薬の発展は私たちにとって福音と呼ばれますね。私たちを不治の病いから救うからです。では聖書で 言う福音とはどういう意味でしょうか。私たちを何から救う福音なのでしょうか。

 ではまず聖書の第一コリント人への手紙15章の2節から4節のことばをお読みします。

 「・・・この福音によって救われるのである。わたしが最も大事なこととしてあなたがたに伝えたのは、わたし自身も受けたことであった。すなわちキリストが、聖書に書いてあるとおり、わたしたちの罪のために死んだこと、そして葬られたこと、聖書に書いてあるとおり、三日目によみがえったこと、・・・」(口語訳聖書)

 この二つのことが私たちを救う福音です。

 では何から私たちを救うのでしょうか。病苦から救うのではありません。借金苦から救うのでもありません。キリストの福音は罪と永遠の死からの救いなのです。キリストは私たちの罪のために死られ、私たちが永遠のいのちを得るためによみがえられたからです。

 聖書はこう言っています。
 「(キリスト)は、わたしたちの罪過のために死に渡され、わたしたちが義とされるために、よみがえらされたのである。」 ローマ人への手紙の4章の25節(口語訳聖書)

 この二つの出来事、すなわちキリストが私たちの罪のために死んだこと、そして二つ目、私たちが神の前に義となって私たちもよみがえって永遠のいのちを得るためにキリストが死からよみがえったこと、この二つの出来事が私たちにとって救いの福音です。

 「罪の支払う報酬は死である。しかし神の賜物は、わたしたちの主キリスト・イエスにおける永遠のいのちである。」(ローマ 6章23節 口語訳聖書)と聖書は言っています。

 私たちは罪を犯し良心の呵責に苦しんで生きています。死とはその罪の報酬・罰でありますので、私たちは死の恐怖におののいているのではないでしょうか。しかし、天の神様は私たちのために罪のない主イエス・キリストを十字架にかけて私たちの罪の償いとして身代わりとしました。そして三日目に死人の内より主イエス・キリストをよみがえらせなさったのです。

 私たちはこの二つの福音をただ信じ受け入れるだけなのです。

(PBA制作「世の光」2014.4.23放送でのお話より )

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