■弁護してくださる神 ／ 羽鳥頼和

2014/3/15放送

　世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。
　旧約聖書詩篇54篇1節に、
　「神よ。御名によって、私をお救いください。あなたの権威によって、私を弁護してください。」ということばがあります。神様は人のために弁護をしてくださる方なのです。

　このことばを読んで以前知り合った弁護士さんのことを思い出しました。その弁護士さんは犯罪を犯したある人の弁護をするためにその事件を良く調べ、弁護する人をよく理解するためにその人の経歴健康経済そして家族友人などまで丹念に調べた上で、本人を正しく諭しながら裁判で弁護をしておられました。弁護するだけでなく、その人が社会復帰できるようにその人の良き理解者協力者を捜してその人を支えるネットワークを作るためにも奔走されていました。人を弁護するという働きは弁護をするというだけでなく、その人が社会でより良く生きてことができるにすることなのだと教えられました。

　神様は私たちを弁護してくださいます。神様は愛と憐れみをもって私たちを諭されるお方です。神様は私たちの罪をすべて知っていて私たちを諭し私たちに自分の罪を認めるように勧められます。

　聖書は言います。「私たちが自分の罪を言い表わすなら、神は真実で正しい方ですから、その罪を赦し、すべての悪から私たちをきよめてくださいます。」　(1ヨハネ 1章9節)

　続いて私たちを弁護してくださる神様は私たちが救われてきよく正しく生きることができるようにしてくださいます。神様は私たちが良い人生を送ることができるように働いてくださるのです。

　詩篇54篇4節にはこのようにあります。
　「まことに、神は私を助ける方、主は私のいのちをささえる方です。」

　神様は人を罪から救い、良い人としてくださいます。そして人との関係もよくしてくださいます。天涯孤独な人であっても大丈夫です。神様は人に新しい家族を与えてくださるからです。それが教会です。神様の与えてくださる救いは本当に素晴らしいものです。あなたもこの救いを受けてください。

　明日は日曜日です。神様の救いを受けるために神様の家族であるキリスト教会にぜひいらしてください。神様はあなたを待っておられます。

(PBA制作「世の光」2014.3.15放送でのお話より )
　
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