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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■人がまず求めるべきこと / 羽鳥頼和

2014年03月29日 | Weblog
2014/3/29放送

 世の光の時間です。お聴きくださり、ありがとうございます。羽鳥頼和です。

 「花のいのちは短くて、苦しきことのみ多かりき」

 このことばは小説家・林 文子が色紙などに好んで書いたことばだそうです。女性を花に例えて、楽しい時、若い時は短くて、苦しい時が多かった自分の半生を歌ったそうです。林さんだけでなく、多くの人が自分の人生は苦しいことの方が多いと思っているでしょう。人が生きて行くにはいろいろな心配事が尽きません。

 イエス様はこのように言われました。
 「食べ物や着物のことで何も心配しなくていいのです。神様はそれらの物があなたがたに必要なことをよく御存知です。そして神の国とその義とをまず第一に求めなさい。」(マタイ福音書 6章31-33節参照)と勧められました。

 「神の国とその義とをまず第一に求める」とは、神様を第一として神様が喜ばれる生き方ができるように神様に願うということです。イエ様はそうすれば神様はその願いを叶えてくださり、その他にあなたがたに必要なものすべてを与えてくださいますと言われました。イエス様は生きることに心配は無用と言われたのです(マタイ福音書6章34節参照)。心配することに心を用いなくても良いのです。なぜなら神様が人が生きるために必要なものを与えてくださるのです。イエス様は神様が必要なものを与えてくださることを「空の鳥を見なさい」(マタイ福音書6章26節)と言って教えられました。「鳥は食べ物を手に入れるために種まきをしますか? 刈り入れをしますか? 倉庫に食料を蓄えますか? そんな事をしなくても神様が食べるものを備えてくださっています。」(マタイ福音書6章26節参照)

 アッシジのフランチェスコは神様の創られた自然を見ながら、すべての必要を与えてくださる神様を誉めたたえて、「太陽の讃歌」という詩を作りました。その一節にこのようにあります。

 ああ、すべてをお造りなった神様。あなたを誉め歌います。
 いま与えられている生命と天の国で与えられる生命を感謝します。
 今日も明日もいつまでも あなたをたたえ 感謝と祈りを捧げます。

 神様は私たちに一番必要なまことの生命を与えてくださいます。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。そして生命を与えてくださる神様を誉めたたえる礼拝をお捧げしましょう。

(PBA制作「世の光」2014.3.29放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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