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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神が教えて下さる / 板倉邦雄

2014年03月05日 | Weblog
2014/3/5放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「神が教えてくださる」という題でお話ししましょう。

 天の恵みを受けた知識は人を生かすでしょう。それを知恵と呼びます。青年ヨセフは神からの知識を受けて王様と国家を助けることになります。創世記の41章の続きです。

 エジプトの王様はある夜、夢を見ましたねえ。不思議な夢を続けて見たのです。誰も夢の意味を説明できませんでした。その時、側近の毒味役から耳寄りな話を聞きました。王様は早速、夢を解くヨセフ青年を呼びにやりました。地下牢から呼び出されたヨセフは髭を剃り、服を着替えて王様の前に出ました。

 「わしは夕べ、夢を見たのだが、それがどういう意味かここにいる連中は一人も分からん。話によるとお前はそういうことに詳しいそうだなあ。その夢の意味を説明してもらいたいのだ。」
 「私が自分の力でそうする訳ではございません。神様が教えてくださるのです。」とヨセフは答えました。

 そこで王様は昨夜見た夢の話をしました。その夢を聞いたヨセフは答えました。

 「王様、夢は二つとも同じ意味です。神様はこれからエジプトでなさろうとしていることをお告げになったのです。7頭の太った牛と実の良く入った七つの穂はどちらもこれから7年の間、豊作が続くと言うことです。7頭の痩せた牛と7つのしおれた実のない穂は、その7年間の豊作の後、7年間の飢饉が続くと言うことですよ。ですから王様、今直ちに知恵があり賢い人を立ててエジプトの国を治めさせてください。国中に監督を置き、7年の豊作の内にエジプト産物の5分の1を取って王様の名の元に町々に蓄えのです。そうすれば食料はエジプトの国に臨む7年の飢饉の備えとなるでしょう。」

 この提案は王様と側近の家来たちの目に適ったのです。

 聖書の箴言には次のようなことばがあります。
 「(神)を恐れることは知識のはじめである」 1章の7節

 神様を尊敬し信頼することは真理を知る一歩となると言うことでしょう。なぜなら私たちを生かす知識は天の神様が持っておられるからです。

(PBA制作「世の光」2014.3.5放送でのお話より )

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