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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神は心を動かされた / 福井 誠

2014年03月27日 | Weblog
2014/3/27放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「神は心を動かされた」です。それでは第二サムエル記21章14節から読んでみましょう。

 「こうして、彼らはサウルとその子ヨナタンの骨を、ベニヤミンの地のツェラにあるサウルの父キシュの墓に葬り、すべて王が命じたとおりにした。その後、神はこの国の祈りに心を動かされた。

 イスラエルに飢饉が訪れました。それは3年引き続き、イスラエルを苦しめました。ダビデはそこに神からのメッセージがあると考えました。神の御心を問うダビデに契約違反があったと告げられます。それは古いヨシュアの時代に遡(さかのぼ)ります。イスラエル人たちがギボンに欺かれて和平の契約を結んだ契約です。彼らはエルサレムから数キロしか離れていないのにはるかとかやってきたようなふりをしてイスラエル人の侵略を逃れる契約を結ぶのです。それは詐欺的な行為でしたが、ギボン人にとっては生き残りを懸けた行為でした。そして契約は永久に効力を持つものとして交わされたのです。ところがダビデの前の王様サウルはこの契約を破っていました。サウルは民族的な偏見からギボン人に横暴を働いていたのです。

 そこでダビデはこの償いをしようとします。それは意に反して、「目には目を、歯には歯を」で、サウルの息子たちのいのちを犠牲にすることになりましたが正しいことがなされていくのです。

 しかし事態はまだ終わりませんでした。更にダビデはもう一つの事をなすべき正しいこととして示されます。それは戦争で負けた時にギデオンの人々に持ち去られたサウル王とその子ヨナタンの骨を本来あるべきところに戻す。サウルの父キシュの墓に葬るということでした。こうして正しいことがなされ、尽くすべき礼が尽くされた後に、神がこの国の祈りに心動かされたと言います。

 聖書はある意味で当たり前のことを語っています。ダビデが何が正しいかを考えイスラエルのすべての問題を適正に処理していった時に、神はこれを喜び、祈りに心を動かされたと言います。私たちもいつも何が正しいことかを考え、行動し、神が心を動かす祈りをして行きたいものですね。

(PBA制作「世の光」2014.3.27放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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