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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■信じるものになりなさい 7 / 大嶋重徳

2014年03月18日 | Weblog
2014/3/18放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか。大嶋重徳です。

 「私は決して信じない」(ヨハネ20章25節参照)と言ったトマスの所へイエス様が訪れてくださったことがヨハネの福音書20章に記されています。28節には、
 「トマスは答えてイエスに言った。『私の主。私の神。』

 十字架の傷跡に「あなたの手を入れて良い」(27節参照)と言われるイエス様の愛を前にしてトマスは「私の主、私の神がここにおられる」と告白せざるを得ませんでした。

 「私の」ということばは愛のことばです。「子ども」というのと「私の子ども」というのでは響きが違います。「妻」と言うより「私の妻」と言うとそこには愛の響きが伴います。信じるということの中心にあるのは愛です。私の信じる神とは宇宙概念でも道徳的な真理でもありません。キリスト教信仰の神の特徴はイエス・キリストに表わされた人格的な神だ、ということです。

 そしてキリスト教信仰の神は、「私の」という人格的な関係を私たちと持つことを求めておられるです。神様は「あなたはわたしのもの」と名指しで語りかけて来られます。この愛で語りかけられたら私たちは無視することはできません。私がどうするのかが問われのです。

 私たちも誰かに、「あなたを愛しています」と告白されて、その愛の告白に対して煮えきらない態度を長い間取り続けるとしたら、それは愛の告白に対して不誠実な態度になるでしょう。トマスは8日間悩んだ後、このキリストの愛にお応えしました。

 今朝ラジオをお聴きの皆さんの中で神様の愛を感じ続けて今日を迎え、そして今日が8日目だと思われる方がおられるのではないかと思います。そうであるならば、「あなたはわたしのもの」と語りかけられるイエス様に向かって「あなたも私の主、私の神」とお答えいただきたいと思います。

 あるいは教会に行き始めたばかり、あるいは世の光のラジオを聴き始めたばかりだ、という方はぜひこれからもこのラジオを聴き続けていただきたいと思います。そしてお近くの教会に行っていただきたいと思うのです。

 トマスは「私の主」と告白するまで悩みの8日間を教会の交わりの中で過ごしました。教会はあなたの迷い・疑いを喜んで迎えてくれる場所です。そしてやがて信仰を持たれたときにはぜひ世の光宛にお葉書をください。

 ( PBA制作「世の光」2014.3.18放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


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このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

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