goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■信じるものになりなさい 8 / 大嶋重徳

2014年03月25日 | Weblog
2014/3/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 大嶋重徳です。

 「私は決して信じない」と言ったトマスの所へイエス様が訪れてくださったことがヨハネの福音書20章に記されています。疑い迷ったトマスは、「私の主。私の神。」(28節)とイエス様の愛を前にして彼は、私の救い主がここにおられる、と迷いながらも神様への愛の告白をすることとなりました。

 何度もお話ししていますが、信仰を持ってからも疑うことはあります。しかし愛は疑いを覆います。

 私は今でも神様のなさる事が分からなくなることがあります。神様がいるんだったらどうしてこんなこと起こるんですか? 神様は私には理解できませんと、天国に行った時に直接神様にお聞きしたいと思っていることがあります。

 しかしそれだからといって神様を信じることをやめたりはしないのです。なぜなら私と神様との間には分からないことを含みつつも信じるに足る愛の時間を神様と私は過ごしてきました。その時間は私の罪のために十字架にかかられた愛が深まっていく時間でもありました。この神様と今まで積み重ねてきた関係を振り返る時に、生まれて疑いや分からないことは信仰をもたなくなる、信仰を捨てるだけの理由にはならなくなったのです。この神様との愛の時を過ごしていく中で私の中にトマスのように「私の神」ということばが生まれてきました。もはや「みんなの神」ではありません。「私の神」です。みんなが信じているからという理由ではなく、他の誰が信じなくとも私は信じる、という告白になったのです。

 この神の愛を知って行くには神との関係性を持つことが大切です。なぜなら愛は相互の関係によって存在するものだからです。愛は愛し愛されて愛が分かるのです。ですからこの神の愛を知るためには是非とも祈ることをなしていただきたいと思います。「神様、あなたはいるんですか?」と問いかけ、祈りつつ、また聖書を読んでいただきたいと思うのです。キリスト教は愛の信仰であり、祈りの信仰です。祈りという神との対話の中でこそ私達の心の中に入ってこられるイエス様と私たちは出会うことができるのです。そうする時、やがて「私の主。私の神。」という告白が必ずあなたの中に生まれて来るのです。

 ( PBA制作「世の光」2014.3.25放送でのお話しより )

******


さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。


******
このサイトは URL名として  http://yonohikari.biblica.info  が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。



 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする