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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■祭壇と十字架 / 羽鳥頼和

2014年03月01日 | Weblog
2014/3/1放送

 世の光の時間です。お聴きくださりありがとうございます。羽鳥頼和です。今日は祭壇についてお話しします。

 イスラエルの祭壇はいけにえの動物を捧げる所です。祭壇の上でいけにえとなる動物を焼くのです。旧約聖書出エジプト記27章には、荒野を旅する時、イスラエルの民が用いた祭壇のことが記されています。そこを読むと祭壇は人間が考えたものではなく、神様が細かな指示をして作らせたものであることが分ります。

 神様は命じられました。
 「祭壇の骨組みはアカシヤの木の板で作り、中は空洞にする。その骨組みを青銅の板で覆わなければいけない。祭壇の寸法は、縦横2メートル20センチ、高さは1メートル32センチとする。祭壇の上の四隅に角の形をした飾りをつけなければならない。祭壇の下から真ん中まで青銅で作った網目の格子を取りつける。また祭壇を移動する時にそこに棒を入れて担ぐために祭壇の下には青銅の輪っかを4個作る。その担ぎ棒はアカシヤの木で作る。」

 この祭壇は人の罪を贖うためのものです。動物が人の身代わりとして屠(ほふ)られて焼かれることによって人の罪を贖うのです。ですから人が罪を犯す度にいけにえを祭壇で捧げなければなりませんでした。このことは私たちと全く関係が無いように思いますが、そうではありません。いけにえを捧げるという方法はまことの神様が決められた方法です。人が自分勝手に考え出した方法ではないのです。ですから、神様の命令の通りにいけにえを捧げるという方法こそが人が罪を赦される方法なのです。

 そして今や神様は祭壇ではなくイエス・キリストの十字架によって私たちに救いを与えてくださいました。イエス・キリストが十字架でご自分をいけにえとして捧げられたのです。私たちのすべての罪、現在、過去、そして未来に犯す罪も全部負って身代わりとなって死んでくださったのです。罪の中に迷いながら悩み苦しむ人を救う十字架は、人を神様の救いの中に生きる者とするのです。

 あなたもこのイエス・キリストの十字架による救いを信じて神様の救いの中に生きる者となってください。

 明日は日曜日です。ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

(PBA制作「世の光」2014.3.1放送でのお話より )
 
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東海福音放送協力会へのお問い合せは、
 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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