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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■強いられた仕事 / 板倉邦雄

2013年07月24日 | Weblog
2013/7/24放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。

 今日は「強いられた仕事」という題でお話ししましょう。私たちの人生には無理やり強いられてする仕事や責任感からする仕事というものがありますね。しかし、そういう状況の中でも信仰と忍耐の中で工夫や努力をして行きますと、天の神様が祝福してくださるのです。創世記の30章の最後になります。

 さてヤコブは独立して自分の家を持つという気持ちを諦め、おじさんのラバンさんの家で働く事にしました。山羊や羊の群れを飼う仕事でしたね。一つの条件がありました。ぶやまだら、黒の山羊や羊は報酬としてヤコブの所有になったのです。

 さてヤコブの工夫と努力はどのようなものだったのでしょうか。羊の発情期になりますとヤコブは三種類の生木の枝を用意しました。その枝の皮を剥いで白いところを現しその枝を羊の群れに向かわせておきました。羊の群れが来て水を飲む水槽(みずぶね)の中にたてかけたのでしょうか。そして発情期の羊たちは水を飲みに来たとき皮を剥いだ生木の前ではらんで縞のある子羊、ぶちとまだらの子羊を産んでゆくのです。ヤコブはその子羊を別に置き自分の所有とすることができました。また自分の群れの中で強く元気な羊が発情した際にも群れの前に生木の枝を置くと群れは枝の前ではらんだのでした。乳牛のために白黒のテレビを見せると乳の出が良くなるという話を聞いたことがあります。おそらく三種類の生木の皮を剥いだ枝は羊たちの出産に影響を与えたのでしょう。とにかく信仰と忍耐によるヤコブの努力と工夫は思わぬ祝福となって帰ってきました。

 聖書はこう書き記します。
 「この人は大いに富み、多くの群れと、男女の奴隷、およびらくだ、ろばを持つようになった。」 (創世記 30章43節)

 ですから強いられた仕事でありましても、どのような状況の中でありましても信仰と忍耐、希望をもって勤め工夫することの大切さを学ばされますね。

 聖書のことばです。
 「信仰とは、望んでいる事がらを確信し、まだ見ていない事実を確認することである。
     ヘブル人への手紙11章の1節


(PBA制作「世の光」2013.7.24放送でのお話より )
 
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