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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■剣や槍を使わずに救う / 福井 誠

2013年07月25日 | Weblog
2013/7/25放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、福井 誠です。今日のバイブル・メッセージは「剣や槍を使わずに救う」です。それでは第1サムエル記17章47節から読んでみましょう。

 「この全集団も、主が剣や槍を使わずに救うことを知るであろう。この戦いは主の戦いだ。主はお前たちをわれわれの手に渡される。

 ダビデとゴリアテの一騎打ちの物語。いつ読んでも面白いですねえ。イスラエルの子どもたちはこういう物語を読み聞かせられて育つんですね。ちょうど日本で言えば金太郎や桃太郎のお話を聞かされるのと同じです。私も小さな頃は金太郎や桃太郎の絵本を良く読みました。そして何か肌身で勇気を与えられるものを感じましたね。ダビデとゴリアテの物語も同じように私たちの心に勇気を与えてくれます。しかしそればかりではない、神による勝利という大切なことを教えてくれますね。

 ダビデは言いました。
 「イスラエルの戦陣の神、万軍の主の御名によって、おまえに立ち向かうのだ。」(サムエル記第一 17章45節)

 ダビデは戦陣の神、万軍の主に信頼しました。そしてたとえ勝ち目のない戦いのようであっても神が勝たせてくださることを教えてくれているのです。ダビデが立ち向かったゴリアテは巨人。身長は6キュビト半、つまり2.7M 以上あったと言います。おまけに青銅で5000シェケル、つまり10キロの米袋6つ背負うぐらいの鎧を着ていました。そんな怪力の大男に誰も立ち向かう勇気はなかったようですねえ。そこにダビデが立ち向かっていく訳です。しかもダビデは剣も槍も持たずに羊飼いとして普段獅子や熊を追い散らすために用いる石投げと石をもって立ち向かう訳です。実に奇想天外な戦いですね。そしてダビデは見事ゴリアテの額に石投げで石を命中させてやっつけてしまいます。

 全て物事は人間の計算通りになるとは限りません。最も力ある者がその力を発揮できないことがあります。どんなに完璧に勝利の計画を練っても水の泡と化すことがあります。勝利は神のお心次第なのです。剣や槍よりもすべてを支配しておられる神に期待して歩みたいものですね。

(PBA制作「世の光」2013.7.25放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


 

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