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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神は心に留められた / 板倉邦雄

2013年07月10日 | Weblog
2013/7/10放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「神は心に留められた」というでお話ししましょう。

 世々のキリスト教会は一つの信条を告白してきました。それは使徒信条と言います。その冒頭は次のような告白です。

 「我は天地の造り主、全能の父なる神を信ず。」

 この信仰告白はこの世界には天地万物の創造者なる神様がおられること、この創造の神は全地全能の神であり、今もこの天地万物の営みを支配し治め導いておられる摂理の神様を信じます、という告白です。ことばを変えますと、キリスト信徒は絶対主権の神様を信じているということです。

 さて旧約聖書の創世記の30章の続きです。

 「神はラケルを心にとめられた。」(22節)と書いてあります。心にとめるということは神様が夫ヤコブと妻ラケルをお恵みくださったということでもあります。妻ラケルは夫に愛されていましたが、結婚以来、不妊のため子どもは授かりませんでした。姉のレアは女の子を含めると既に7人の子どもを授かっていました。神がラケルを心にとめられたということは、長年のラケルの願いを聞き届け、ラケルの胎を開かれたのです。ラケルは身ごもって男の子を産みました。

 聖書に「胎の実は主からの賜物である」(詩篇127篇 3節)と詩篇の作者は言っています。結婚して赤ちゃんを授かることは主なる神様からの恵み、賜物なのですねえ。

 そして母親ラケルは(男の子を)ヨセフと名づけます。「神は私の恥をすすいでくださった」の意味でした。

 今日の聖書にはまさに神様の一方的な恵みの働きが書かれていました。神はラケルを心に留め、ラケルの願いを聞き、ラケルの胎を開かれ、男の子を産むことができたのです。

 私たちは何もかも一切自分で考え、自分で計画し、自分で選択し、自分で決断しているようです。しかし実は私達は何もかも神様の絶対的主権の恵みの中に生かされているのです。神が私たちを心に留めてくださるように。

(PBA制作「世の光」2013.7.10放送でのお話より )
 
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