♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■闇から光へ / 関根弘興

2013年07月29日 | Weblog
2013/7/29放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか? 関根弘興です。

 イエス・キリストがユダヤの大きな祭りである仮庵(かりいお)の祭りに行かれたときのことでした。この仮庵の祭りの期間は神殿の外庭に大きな燭台が立てられ、火がともされたのだそうです。まあ夜になるとその光は神殿全体を、エルサレムの街々を照らした訳ですね。その時にイエス・キリストはこう語られました。

  「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決してやみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(ヨハネの福音書 8章12節) 

 誰も光が必要です。光なくして生きていくことはできません。イエス・キリストはあなたを照らす光であり、あなたの暗闇を照らす方なのだと言われる訳ですねえ。

 しかし残念なことに、誰もが光が必要であるにもかかわらずその光を受け入れようとしない姿が人の姿の中にはある、と聖書は教えます。ま、なぜなら光によって今まで見えなかった汚いもの、自分が見たくないもの、人に見られたくないものが照らし出されてしまうからなんですね。

 冷蔵庫の裏側を懐中電灯で照らしてみてください。想像できますよねえ。タンスの暗い隙間を照らしてみてください。何が見えますか? 暗闇にはゴミが貯まるんですね。

 光に照らされるということは闇の部分に事実を突きつけられるということに繋がるわけです。つまり自分の姿をまざまざと見せつけられることになるわけですね。時にはそれはとても辛いことです。

 イエス・キリストは私の心を照らしてくださいます。すると何が見えますか? 自分の汚(きたな)い姿、高慢な罪ある自分が見えて来ると思いますね。本当の自分の姿を知ることになるんです。

 人はどうも暗闇が好きなんですねえ。暗闇なら汚(よご)れやほこりが目立たないからです。隠すことだってできるからです。けれどもイエス・キリストは光なる方です。あなたを照らすお方。人は自分の内側が照らされることを嫌います。罪人呼ばわりされるのが嫌なんですね。

 でも私たちは自分と正直に向き合うことなしに赦しの恵みを味わうことができません。光に照らされなければ本当の人生をある意味で歩んで行くことができないんです。

 今は豊かな時代になりました。しかしまたきちんと自分と向き合わない何かごまかしの時代でもあるように思いますね。問題があってもごまかし、人生を真面目に見ようとせず、楽しけりゃいいじゃないかという発想です。

 しかしイエス・キリストはあなたの心を照らすお方です。そして私たちの弱さを、私たちのきたなさを暴露するでしょう。しかし光に照らされたら闇はどうなるでしょう。必ず消えて行くのです。

(PBA制作「世の光」2013.7.29放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 
が使えます。

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