♪ラジオ放送・文字版「世の光」

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PBA『世の光』を文字で 

■クイズ 一番高いものは? / 羽鳥頼和

2012年09月22日 | Weblog
2012/9/22放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。今日はクイズを出したいと思います。いいですか? 一番高いのは何でしょう? ヒマラヤではありません。「空」、なかなかいい線です。でも違います。ヒントは旧約聖書の詩篇138篇6節にあります。お読みします。

 「まことに、主は高くあられるが、低い者を顧みてくださいます。しかし、高ぶる者を遠くから見抜かれます。

 答えは、そうです、「一番高いのは神様」です。あらゆることにおいて最高だからです。神様の知恵も最高です。何でも知っています。高ぶる人の心も遠くから見抜かれるのです。

 それでは第二問です。いいですか? 本当は低いのに高いのは何でしょう? これもヒントは詩篇138篇6節にあります。もう一度お読みします。

 「まことに、主は高くあられるが、低い者を顧みてくださいます。しかし、高ぶる者を遠くから見抜かれます。

 この答えは、そうです、「本当は低いのに高いのは人」です。人は本当は低いのに自分を高くして高ぶるのです。人は自分を高くして神になろうとするのです。それが高ぶりであり高慢です。高慢とは自己中心にしか物事を考えられない私たちの心のありようです。人は高くあられる神様を退けて自分が高くあろうとするのです。

 神様はどうでしょうか。詩篇138篇6節では「まことに、主は高くあられるが、低い者を顧みてくださいます。」と語っています。「顧みる」ということばは単に見るというのではなく、心を掛けて見るということです。自分が低いと自覚している人つまりへりくだった人を神様は心を掛けて優しく見守られるのです。8節ではその人に関わるすべてのことを神様が成し遂げてくださると語られています。神様はへりくだった人を守り、その行いを成功させてくださるのです。

 一方、高ぶる者を神様はどのように見るのでしょう。6節で「高ぶる者を・・・見抜かれる」と語られています。高ぶる人の悪い心を見抜いておられるのです。神様は人を救い、高くすることのできるお方です。私たちは神様の前にへりくだる者となりましょう。

( PBA制作「世の光」2012.9.22放送でのお話より )

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