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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■アブラハムの失敗 / 板倉邦雄

2012年09月19日 | Weblog
2012/9/19放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「アブラハムの失敗」という題でお話します。 アブラハムは二度目の失敗、しかも同じような失敗を繰り返してしまうのです。 旧約聖書創世記の20章です。

 アブラハム家とその一族は移動してゲラルという地にとどまっていました。ゲラルは地中海の沿岸、ペリシテ人の地で外国でした。外国に住むということは危険を犯して住むことになりました。夫アブラハムは再び怖くなったのでしょう、妻サラのことを「これは私の妹です。」と王様に言ったもんですから、ゲラルの王様はサラを王宮に召し抱えることにしたのです。

 皆様は覚えていますか? 食料不足で外国の地エジプトへ移住した時も夫アブラハムは妻サラを「妹だ」と言ってサラを召し入れた王様の家族が災いに遭いました。その災難と難しい状況を救ったのが主なる神様の憐れみでした。

 今回もそうです。主なる神様が夜の夢にアビメレク王様に現われて言いました。「あなたの召し入れたあの女のゆえに死なねばならない。彼女は夫のある身である。」 アビメレク王様はまだサラに近づいていなかったので言いました。「主よ、あなたは正しい民でも殺されるのですか? 彼は私に『これは私の妹です。』と言ったではありませんか。また彼女も自分で『彼は私の兄です。』と言いました。」 主である神様は彼に言われました。「そうです。あなたがきよい心をもってこのことをしたのを知っていたから、わたしもあなたを守ってわたしに対して罪を犯させず、彼女に触れることを許さなかったのです。今彼の妻を返しなさい。アブラハムは預言者ですからあなたのために祈って命を保させるでしょう。」

 主なる神様はすべてきよい心を持っている潔(いさぎよ)い人々を守ってくださる神様なんですね。また弱さを抱え失敗を重ねたアブラハムにも神様は憐れみと恵みを与えてくださいました。そして預言者として執りなしの祈りを捧げる特別な働きをもお与えになっていたのです。

 聖書のことばです。「信仰による祈は、病んでいる人を救い、そして、主はその人を立ちあがらせて下さる。かつ、その人が罪を犯していたなら、それもゆるされる。 」 ヤコブの手紙5章15節 (口語訳聖書)

 
( PBA制作「世の光」2012.9.19放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。


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