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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■どうしても必要なこと / 岩井基雄

2012年09月28日 | Weblog
2012/9/28放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。

 今日9月28日は、1978年に日本テレビが最初のテレビ音声多重放送を行った日だそうです。同時に複数の音声を放送する音声多重放送は本当に便利ですね。ステレオ放送やサラウンド放送、ニュースや海外ドラマなどの二ヶ国語放送、ドラマの情景描写のように補完的な解説を副音声で放送する解説放送などどんどんと広がっていきました。このラジオもそうですが電波に乗せて様々な情報が発信されています。電波は目には見えませんがアンテナでその情報をキャッチし受信のチャンネルを合わせると、ことばや映像を受け取ることができますねえ。様々な情報が溢れる中、私たちは自分に必要なものや望むものをチャンネルを合わせて受け取っているのですね。

 では私たちの心にどうしても必要でなくてはならぬものは一体何でしょうか。聖書の中にイエス・キリストのこんなことばが記されています。

 「しかし、どうしても必要なことはわずかです。いや、一つだけです。マリヤはその良いほうを選んだのです。彼女からそれを取り上げてはいけません。
   新約聖書 ルカの福音書10章42節 

 これはマルタとい女性がイエス様を家に招いた時、もてなしに心を奪われたその彼女がイエス様のもとでイエス様のことばに聴き入っていた妹マリヤを叱ってくれるように頼んだ時のイエス様の返答のことばです。自分の理想通りにもてなしたいと願う余りに心を苛立たせ、妹を裁き、妹をそのままにしているイエス様に対しても怒りをあらわしたこのマルタの姿はどこか私たちと重なりますね。

 様々な事柄に心も時間も奪われるとき、私たちは本当に必要なもの、どうしてもなくてはならないものを見失いがちになります。私たち人間の心にどうしても必要なもの、それは神様のことばイエス・キリストのことばを聴くことです。心を静め神のことばにチャンネルを合わせ、それをしっかりと心に受けとめることはどうしても必要なことなのです。番組をお聴きの皆さんも更に心を留めてこの神様のことばを心の深みに受けとめ続けて行きませんか? 本当のいのちは神のことば・聖書にあるからです。そのことばを受け取るところから本当の幸せは始まっていくのです。

  (PBA制作「世の光」2012.9.28放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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