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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■神様のまなざし / 関根弘興

2012年09月03日 | Weblog
2012/9/3放送

 世の光の時間です。お元気でお過ごしでしょうか、関根弘興です。私たちは自分自身について考えるときに三つの自分があるという風に言われます。

 第一は自分が思っている自分です。あなたはどんな人ですかと問われたらあなたは何と答えますか? 私の性格は明るいとか暗いとか自分が考えている自分の姿がそこにありますよね。

 二番目は他人が思っている自分です。例えば、関根さんあなたはいつも明るくていいですねえなんて言われ続けますと、何か人にそう言われるとそうなのかなと思ってしまう自分があるわけです。人のことばや態度によって造られていく自分のイメージというものがそこにあるわけですね。

 そして三番目は他人は私のことをこう思っているに違いないと勝手に思い込んでいる自分自身があるということです。本当は誰もそんなふうに思っていないかもしれないのに皆んながそう思ってるに違いないと勝手に思い込んでしまうわけですねえ。遠くで笑っている人を見ると、あっあの人の目は私を軽蔑している眼差しだ、と勝手に解釈してしまうんです。実はこれが大変多いんですね。

 ま、このように自分が思っている自分、他人が思ってる自分、また他人がこう思っているに違いないと自分で勝手に思い込んでいる自分があるわけです。

 しかしこうした三つの自分は必ずしも一致する訳ではないんですね。状況や環境によっていくらでも変化してしまう不安定なものなんです。ですから自分自身を考えるときに、果たして私は一体どういう存在なんだろう、本当に価値があるんだろうか、愛される存在なんだろうか、と迷ってしまうわけです。

 しかし実はこの三つのほかにもう一つの大切な大切な自分があるということをあなたを御存知ですか? それは天と地を創造された神様があなたをどう見ているかというその自分があるということです。

 神様はどのように見ているんでしょう。神様は私をどのような意味や役割を持った存在として考えていらっしゃるんでしょう。実はそれを知るときに確信を持って生きることができるようになるんです。なぜなら神様は絶対的なお方だからです。

 神様が私たちをどう見ていらっしゃるんでしょうねえ。旧約聖書のイザヤ書の43章の4節には、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している。」と書いています。もし神様があなたを高価で尊い存在だと見ていてくださならどうして私たちは自己卑下し自信をなくす必要があるでしょう。神様が見ていてくださるあなた自身を知ること、これがあなたにとって大切な大切なことなんですねえ。

(PBA制作「世の光」2012.9.3放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでも、ちょっときてみました、いいですか? と言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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このサイトは URL名として 
http://yonohikari.biblica.info 

 

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