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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■かなかすとなったイスラエル / 羽鳥頼和

2012年09月15日 | Weblog
2012/9/15放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 羽鳥頼和です。旧約聖書のエゼキエル書の22章には、罪を犯し神から離れてしまったイスラエルの人々への神のことばが記されています。神様はエルサレムの町を滅ぼすことを預言してこう言いました。
 「人の子よ。イスラエルの家はわたしにとってかなかすとなった。」と。

 かなかすとは汚くて役に立たない金属の小さな塊です。ですから罪を犯した者は神にとって役に立たない者、汚いものなのだということが分ります。神様はそのような罪ある者をどうされるのでしょう。

 エゼキエル書では神様はこう言われました。
銀、青銅、鉄、鉛、すずが炉の中に集められるのは、火を吹きつけて溶かすためだ。そのように、わたしは怒りと憤りをもってあなたがたを集め、そこに入れて溶かす。」(エゼキエル書22章20節)と。

 「怒りと憤りをもってあなたがたを・・・溶かす」とは恐ろしいですね。
 しかしちょっと考えてみましょう。この炉に入れて溶かすということは精錬するということです。精錬とは金属から不純物を取り除いて質の良いものにすることです。ですからここで神様は罪あるものを「汚い」と捨ててしまうのではなく、奇麗にするために精錬すると言っているのです。このことからここでの神のさばきは人を滅ぼしてしまうさばきではなく、人を悔い改めに導こうとするもので、人に回復の機会を与えるものであるということが分ります。

 新約聖書のヨハネの黙示録3章19節で神様はこう言われました。
わたしは愛する者をしかったり懲らしめたりする。だから熱心になって悔い改めなさい。

 「炉に入れて溶かす」と言われる神様の怒りは実は人を何とかして救いたいという神様の愛から出てきているのです。

 自分の思いと行いを見てみましょう。あなたを愛しておられる神様をあなたは忘れていませんか? あなたと共にてくださる神様からあなたは離れてしまっていませんか? 聖書は必ず最後の審判というべき神のさばきがあることを教えています。その時、悔い改めなかった者は永遠の滅びに入るんです。この最後の審判というべき神のさばきがあることも忘れてはいけません。自分の思いと行いをしっかりと省みてみましょう。もし自分の罪に気付いたなら、その罪を悔い改めなければなりません。

 神様を信じて救われたいと願う方、ぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

( PBA制作「世の光」2012.9.15放送でのお話より )

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 464-0044 名古屋市千種区自由ケ丘2-10 自由ケ丘キリスト教会内 電話052-762-2196 へ

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