♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■毎日が宴会? /  岩井基雄

2012年08月10日 | Weblog
2012/8/10放送

 世の光の時間です。お元気ですか? 岩井基雄です。「宴会」と聞くと皆さんはどんなイメージがあるでしょうか。ストレスを溜めやすい私たちにとって楽しい宴会は人びととの親睦を深め、心を一つにし、ストレスを解消する一時となることがありますよね。でもこの宴会が苦手ですという方もいらっしゃるでしょうか。また宴会が終わった時の疲労や空虚さはどの時代も国も共通かもしれませんが、それでも共に集まり互いを喜ぶ宴会は恵みの時でもありますねえ。

 聖書の中に次のようなことばがあります。

 「心に楽しみのある人には毎日が宴会である。」 旧約聖書 箴言15章15節

 聖書の中に「毎日が宴会」という表現があること自体に驚く方もいらっしゃるかもしれませんね。聖書の時代のこの宴会は非常に長くまた盛大なもので、家族や親族だけではなく地域の人々もしもべたちも招き、一緒に喜びを味わう素晴らしいひと時だったのです。確かに多くのクリスチャンはお酒を飲まなくてもその場を楽しみ互いを喜び合います。お酒の力を借りる必要はありません。それは心に楽しみがあるからです。

 先程の聖書の次の箇所にはこのように書いてあります。

 「わずかな物を持っていて主を恐れるのは、多くの財宝を持っていて恐慌があるのにまさる。野菜を食べて愛し合うのは、肥えた牛を食べて憎み合うのにまさる。」 旧約聖書 箴言15章16節、17節 

 本当の宴会とは豪華さや贅沢さではなく、わずかなものでも感謝し、神様を正しく恐れ敬い、互いに愛し合うことではないでしょうか。そのような歩みこそがまさに毎日を喜びと輝きの日としてくださるのです。人間にとって本当の楽しみや喜びは何だろうかと問われますねえ。

どんなに多くのものを所有して高い地位にあったとしても、心豊かな愛に満ちた交わり・真の宴会には比べることができません。神に愛されていることを知り、神を愛し人を愛し、赦し合い、助け合う真実な交わりこそ本当に豊かで素晴らしい交わり・宴会となるのです。あなたも心に本当の喜びを受け続ける素晴らしい人生を歩み始めませんか

 それではまた聴いてください。



 (PBA制作「世の光」2012.8.10放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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