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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■福音とは / 岩井基雄

2012年08月17日 | Weblog
2012/8/17放送

 世の光の時間です。お変わりありませんか? 岩井基雄です。

 キリスト教会で使われている用語には分るようで分りにくいことばがありますよね。今日もちょっと分りにくいキリスト教用語を学んでみましょう。今日は「福音」についてです。

 福音とは幸福の福に音と書きますから「ふくおん」と呼び間違ってしまう方は少なくありません。福音(ふくいん)は良き訪れという意味を持ち、英語で言うとグッド・ニュース good newsあるいはゴスペルgospel となりますね。

 では私たち人間にとってのグッド・ニュース、良き音信(おとずれ)とは何でしょうか。

 新約聖書に次のようなことばがあります。

 「主イエスは、私たちの罪のために死に渡され、私たちが義と認められるために、よみがえられたからです。」 新約聖書 ローマ人への手紙4章25節

 キリスト教会で語られる福音の中心は、神の子であるイエス・キリストが私たちのために肉体を取ってこの地上に来てくださり、私たちを愛し、私たちの罪の身代わりに十字架上で死んでくださったこと、そして死に打ち勝って三日目によみがえり、私たちが義と認められ救われる道を開いてくださった勝利の事実にあります。これはそのことが起こる数百年前、更に1000数百年前から旧約聖書で予言されており、これがイエスの生涯の中でその通り成就したのですね。

 この聖書の証し・福音は私たちの心に喜びと希望を与えます。そしてこの良き音信(おとずれ)を多くの伝道者たちは文字どおり命を懸けて伝えました。

 伝道者パウロはこう語っています。

 「私は福音を恥とは思いません。福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です。」 新約聖書ローマ人への手紙1章16節

 パウロは最初、十字架に架けられたイエスを救い主だと信じることができず、クリスチャンたちを迫害していましたが、この福音の確かさと神の愛を知ったとき、先程のことばを語りました。

 この素晴らしい福音はあなたにも届けられています。あなたが神の前に自分の罪を認め、自分の罪の身代わりに十字架で死んでよみがえってくださったイエス・キリストを自分の救い主として信じるとき、福音はあなたにとっても救いを得させる神の力となるのです。あなたもこの歴史的な事実に基づく福音を信じて赦しと平安と勝利の道を歩み始めませんか?
 
 (PBA制作「世の光」2012.8.17放送でのお話しより)

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。
こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし、日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。
PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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