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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■とりなしの祈り / 板倉邦雄

2012年08月08日 | Weblog
2012/8/8放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしですか? 板倉邦雄です。今日は「執りなしの祈り」という題でお話ししましょう。

 「祈りは万事を好転させる」とよく言われます。特に人のために祈る執りなしの祈りを主なる神様は聞いてくださるのです。

 ではアブラハムの執りなしの祈りに注目しましょう。創世記18章の続きです。

 さてアブラハムの家で食事のおもてなしを受けた三人の旅人たちは旅の目的地ソドムとゴモラの町へ向かって旅立ちました。アブラハムは三人の旅人を見送りながらしばらく共に歩きました。すると三人の旅人の中の「主」が ーーこれはやがて来られる主イエス・キリストと言われていますがーー 他の二人の同伴者・天使に向かって話し掛けます。
 「わたしはこれからしようとしていることをアブラハムに隠しておいていいものか。アブラハムは必ず大きな強い国になって地上のすべての人々が彼によって祝福を受けるのではないか。
 ソドムとゴモラの町の叫びは大きい。またその罪は非常に重い。わたしは今下って行ってわたしに届いた叫びの通りかどうか、彼らの行なっている悪行三昧が事実かどうかを確かめたいのだ。」

 アブラハムは主のことばを聞いて主の前に立ちました。ソドムとゴモラの町には自分の兄弟の息子ロトの家族とその一族が生活しているのです。そして執りなしの訴えをしました。「主よ、誠にあなたは正しい者を悪い者と一緒に滅ぼされるのですか? もしあの後に五十人の正しい人がいたらどうでしょう。正しい者と悪い者とを一緒に殺すようなことをあなたは決してなさらないでしょう?」

 主は答えました。「もしソドムの町に五十人の正しい者がいたら、その人々のためにその所をすべて赦そう。」

 それでも心配になったアブラハムは「四十五人だったら」「三十人だったら」「二十人だったら」・・・「えい、わが主よどうかお怒りになりませんように。私は今一度申します。もしそこに十人いたら」

 主はお答えになりました。「わたしはその十人のために滅ぼさないであろう。」

 ロトとその家族がこれほどまでに執りなしの祈りをされているとは知る由もありませんでした。

 私のために誰かが祈ってくれているのです。あなたは祈られていますか? それとも執りなしの祈りをする人ですか? 神様は私たちの祈りを聞いてくださるのです。

 イエス・キリストのことばです。

 「求めよ、そうすれば、与えられるであろう。
 マタイの福音書7章7節 (口語訳)

( PBA制作「世の光」2012.8.8放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書
通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくは
PBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっ
そり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大
抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なし
でもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹
介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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http://yonohikari.biblica.info 

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