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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■素晴らしいどんでん返し / 山中直義

2012年08月28日 | Weblog
2012/8/28放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。人生をやり直すのに遅すぎるということはない、聖書はそう明日を教えています。今日は「素晴らしいどんでん返し」と題してお話をさせて頂きます。

 旧約聖書ヨナ書という書物にヨナという人物が登場します。このヨナは神様の語りかけに耳を閉ざし自分の思いを優先して神様から離れて生きようとしたと言います。その結果彼は下へ下へと落ちて行き、とうとう嵐の中、海の真ん中で嵐の海へと投げ出されてしまったと言います。海の底へ沈んでいくヨナ。彼の喉は水によって締め付けられ、彼の魂は絶望の底でとうとう衰え果てたと聖書は言います。しかしその絶望の縁でヨナは神様のことを思い出し、心から神様に祈ったと言います。ヨナはこう祈りました。

 「私はあなたの目の前から追われました。しかし、もう一度、私はあなたの聖なる宮を仰ぎ見たいのです。」(ヨナ書 2章4節)
ーー私は神様から離れるという罪を犯しましたが、もう一度神様と共に歩みたいのですーー。心をこめてそう祈ったと言います。

 すると素晴らしいどんでん返しが起こったと聖書は言います。神様が大きな魚を用意し、その魚を送り込んでヨナを飲み込ませてくださった。そうしてヨナは魚の腹の中で三日三晩を過ごし、地上へと吐き出された。生き延びることができたというのです。そのときヨナはこう言いました。「救いは主のものです。」(ヨナ書 2章9節)
 自分の思い通りに生きることが良いことではない。神様に聞き従うときにこそ救いは与えられる。素晴らしいことが起こるのだ。ヨナは心からそのように告白することができました。

 人生をやり直すのに遅すぎるということはありません。神様から遠く離れた絶望の縁でも、もしあなたが心を込めて、神様と共に生きたいのですと祈るなら、神様は必ずその祈りに応え素晴らしいどんでん返しを与えてくださると聖書は約束しています。絶望の縁で神様に祈るそのことがあなたの人生を大きく変えることになります。どうぞあなたも神様に目を向け神様に祈ってくださいますように。

(PBA制作「世の光」2012.8.28放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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