♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して72年、
PBA『世の光』を文字で 

■創造者は、初めから / 福井 誠

2012年08月09日 | Weblog
2012/8/9放送

世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。
今日のバイブル・メッセージは「創造者は、初めから」です。
それではマタイの福音書19章4節、5節から読んでみましょう。

 イエスは答えて言われた。「創造者は、初めから人を男と女に造って、『それゆえ、人はその父と母を離れて、その妻と結ばれ、ふたりの者が一心同体になるのだ。』と言われたのです。それを、あなたがたは読んだことがないのですか。」  (新改訳聖書 第二版)

 皆さんは離婚についてどう思われますか? 何となく悪いことなんじゃないかと考えている人、いや良い悪いとは関係なくそんなことはしたくないなあと思っている人、いろいろでしょうねえ。 けれども何を根拠にそのように考えるか、そこが大切ですね。

 聖書はイエス様がこの問題をどのように考えたのか明確に示しています。つまりイエス様は天地創造の神様はその初めから人を男と女に造られ、人をたった一人っきりにすることを好しとされなかった、という訳です。神様は人が必ずつがいになるように、つまり結婚というものがあるように造られたという訳です。

 そしてイエス様は結婚が神の結び合わせであることを明確に語られました。日本人もだいぶ恋愛結婚をするようになったと言われますが、今だに約70パーセントはお見合いや紹介による結婚であると言われています。しかしながら、恋愛にしろ紹介にしろ、結婚というのは神の結び合わせであるというのが聖書の考えですねえ。

 またイエス様は結婚は一身同体になっていくことだと語りました。将来確実に一つとなっていくようにどんな苦労も二人で乗り越えていくように結び合わされたのだという訳です。ここが大切なのかもしれませんね。幸せな結婚というのは、偶然の巡り合わせではないのです。むしろ献身と忍耐、愛情と助け合い、支えあいによって時間をかけながら築き上げられていくものなのですね。

 そうであればこそ、神が巡り合わせてくださったという信仰によって結婚関係の維持を諦めてはいけないという教えになる訳です。神がやがて一つとなるように結び合わせてくださった結婚というものを大事にし、信仰持って良い家庭を築き上げていきたいものですね。
 

  (PBA制作「世の光」2012.8.9放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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