■死という問題を解決する福音 ／ 羽鳥頼和

2012/8/4放送

　世の光の時間です。いかがお過ごしですか？　羽鳥頼和です。

　私たちにとっての人生の最大の問題は何でしょうか。それは死だと思います。死は誰にでも訪れ、誰も避けて通ることができません。神様のみことばである聖書は死について何と教えているでしょう。

　聖書を調べると、死はもともとあった自然なものではなく原因があることを教えています。その原因とは人の罪です。人が罪を犯したためにすべての人に避けて通ることのできない死がもたらされたのです。このように聖書は死の原因を教えています。

　それだけではありません。聖書は死とは肉体の死と共に神様から離れた状態であると教えています。死の本質は神様から離れてしまうということなのです。人にとって死という神様から離れてしまうことほど大問題は他にありません。そして聖書はこの大問題の解決を神の福音、神の救いとして教えてくれています。

　新約聖書のヨハネの福音書8章51節にイエス・キリストが語った救いのことばが記されています。

　「まことに、まことに、あなたがたに告げます。だれでもわたしのことばを守るならば、その人は決して死を見ることがありません。」

　またイエス様はこうも言われました。

　「もしあなたがたが、わたしのことを信じなければ、あなたがたは自分の罪の中で死ぬのです。」(ヨハネの福音書8章24節)と。

　イエス・キリストは人を救うために自ら十字架にかかり、身代わりとなって死んでくださったのです。そして神様は死んだイエスをよみがえらせてくださいました。人はこのイエス・キリストを信じ従うことによって救われるのです。イエスをよみがえらせた神様がイエス・キリストを信じる者に永遠のいのち・まことの命を与えてくださるのです。永遠のいのちが与えられることによって死の問題は解決されるのです。イエス・キリストのことを知り永遠のいのちを得るためにぜひお近くのキリスト教会にいらしてください。

　聖書のことば

　イエスは言われた。「わたしは、よみがえりです。いのちです。わたしを信じる者は、死んでも生きるのです。」
　　　　　　　　　　　　　　ヨハネの福音書10章25節

( PBA制作「世の光」2012.8.4放送でのお話より )

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