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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■生き方の再確認  /  山中直義

2012年08月14日 | Weblog
2012/8/14放送

 世の光です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。私たちの人生には時に思いがけない嵐が訪れます。しかしその嵐は私たちに生き方の再確認を迫る大切な機会なのかもしれません。旧約聖書ヨナ書のお話の続きです。

 預言者ヨナは神様の語りかけに耳を閉ざし神様から遠く離れようと船に乗って逃げ出したと言います。しかし神様はそんなヨナを見捨てることも諦めることもなく嵐を送ってヨナと関わろうとしたと言います。今日はヨナ書1章8節9節のことばをお読みします。

 (嵐の中で) 彼らはヨナに言った。「だれのせいで、このわざわいが私たちに降りかかったのか、告げてくれ。あなたの仕事は何か。あなたはどこから来たのか。あなたの国はどこか。いったいどこの民か。」。ヨナは彼らに言った。「私はヘブル人です。私は海と陸を造られた天の神、主を恐れています。」

 「私は主を恐れています。私は神を信じています。」 ヨナは確かにそう告白しました。ところがヨナの実際の生き方は決してそのような生き方ではなかったと聖書は言います。自分が告白していることと自分の生き方が違っている。そんなヨナに神様は嵐を与え、その嵐の中で彼の生き方に再確認を迫られた。何とかして生き方を変えさせようと関わられた。聖書はそう教えています。

 私たちはどうでしょうか。神を信じている、あるいは神を信じて生きるべきだと考えながら実際の生き方はそうではないということはないでしょうか。時に人生に訪れる嵐、それは私たちに生き方の再確認を迫る大切な機会なのかもしれません。

 もしあなたが神を信じて生きるべきだと本当に考えておられるなら、どうかそのように生きてください。今度の日曜日またそれがかなわなければその次の日曜日、どうかお近くのキリスト教会へお越しください。そしてそこで聖書を開き神の語りかけに耳を傾けてください。神を信じるという考えがあなたの生き方そのものになりますように。

(PBA制作「世の光」2012.8.14放送でのお話しより )

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さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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