goo blog サービス終了のお知らせ 

 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■それでもあなたを心にとめる神 / 山中直義

2012年08月07日 | Weblog
2012/8/7放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか、山中直義です。

 私たちがどれほど神様から遠く離れてしまっても、私たちの心がどれほど落ちぶれてしまったとしても、それでも神様は私たちを心に留めていてくださる。聖書はそう教えています。ヨナ書の物語から続けてお話をさせていただきます。

 預言者ヨナは神様のことばに背いて神様の前から逃げ出してしまいました。神様がニネベに行けと言われたにもかかわらずその正反対の方向、それも海の果てであるタルシシュへ向かって船に乗り込み逃げ出した、と聖書は教えています。そしてその船底でヨナはぐっすりと寝込んだ、と聖書は言います。神様から離れて遠くへ遠くへ逃げようとするヨナ。そしてその心が下へ下へと落ちてしまっている、そんな姿を聖書は描いています。ところがそれでも主はそんなヨナを心に留め続けた、それでも諦めずヨナと関わろうとし続けた、聖書はそのことを描いていきます。

 神様は海に大風を送って嵐を起こされたと聖書は言います。嵐の中でなんとかヨナの目を覚まさせて神様の前に連れ戻そうとする、そんな神様の熱心があったことを聖書は教えています。そんな中、船の船長がヨナに近づいてこう言いました。「いったいどうしたことか。寝込んだりして。起きて、あなたの神にお願いしなさい。あるいは、神が私たちに心を留めてくださって、私たちは滅びないですむかもしれない。」(ヨナ書 1章6節)

 私たちがどれほど神様から離れ、私たちの心がどれほど落ちぶれてしまったとしても、それでも神様は私たちを心に留めていてくださる。私たちが滅びないようになんとかして語りかけ、必死に私たちを取り戻そうとしていてくださる、聖書はそう教えています。

 「起きて・・・神に願いなさい。」と聖書は言います。どうぞあなたももう一度その心を神様に向けてください。そして一歩でも神様の方に向かって歩みを進めてみてください。

 どうぞ今度の日曜日、お近くのキリスト教会へお越しください。あなたの人生と心を神様が必ず助け出してくださいます。

(PBA制作「世の光」2012.8.7放送でのお話しより )

******

さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

***
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする