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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■永遠のいのちを得るためには / 福井 誠

2012年08月16日 | Weblog
2012/8/16放送

 世の光の時間です。いかがお過ごしでしょうか? 福井 誠です。

 今日のバイブル・メッセージは「永遠のいのちを得るためには」です。それではマタイの福音書19章16節から読んでみましょう。

 すると、ひとりの人がイエスのもとに来て言った。「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。」

 聖書を持っている人はあとでゆっくりとマタイの19章の16節から26節を読んでみて頂きたいと思います。というのはこの箇所で鍵となる単語が三つ出てきます。「永遠のいのちを得る」、「天の御国に入る」そして「救われる」です。この三つは実は交換可能な同じ意味で使われているのですねえ。

 ま、一人の青年がイエスに質問して言いました。「先生。永遠のいのちを得るためには、どんな良いことをしたらよいのでしょうか。

 「永遠のいのち」ということばを使っていますね。それに対してイエスは「金持ちが天の御国にはいるのはむずかしいことです。」(マタイ19章23節)と答えています。つまり永遠のいのちを得るということと、天の御国に入るということは同じ事として語られているのです。

 更に弟子たちがそのイエスの答えに驚いて、「それでは、だれが救われることができるのでしょう。」(マタイ19章25節)と「救い」ということばを用いています。こうして「永遠のいのちを得る」「天の御国に入る」「救われる」というのはみな同じことを意味しているのだということがよく理解できますねえ。

 やがて私たちは死んだら天国に行って永遠のいのちを得る、それが救われることであるというのはよく理解できることだと思います。しかし、何か随分先のあの世のお話をしているように思われる方もいるかもしれませんね。それはまあ永遠のいのちを長いいのちと考えてしまうからそう思われるわけですねえ。

 しかしイエスがここで語っている永遠のいのちを得るというのは神のいのちに与ることです。神のいのちに与って私たちの今の人生が変えられていくこと、新しくされていくこと、そして神の支配の中に従って生きていくということなんですね。

 そうすると永遠のいのちに与るために必要なことは何か良いことをするというよりも、何ごとかを為してくれる神の力を信じることに他なりません。神を信じ神のいのちに与りましょう。

  (PBA制作「世の光」2012.8.16放送でのお話より )

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 さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのはお勧め。こっそり覗きたければ一人で。それとも友だちをけしかけてつるんでもいいし。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。事前の連絡なしでもちょっとのぞかせてくださいと言えばいいでしょう。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。

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