世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。
イエス・キリストがなさることは、時に私たちの予想を超えています。
新約聖書マルコの福音書7章32節から35節に、こんな出来事が記されています。
人々は、耳が聞こえず、口のきけない人を(イエスのもとに)連れて来て、彼の上に手を置いてくださるよう、願った。
そこで、イエスは、その人だけを群衆の中から連れ出し、その両耳に指を差し入れ、それからつばきをして、その人の舌にさわられた。
そして、天を見上げ、深く嘆息して、その人に「エパタ。」すなわち、「開け。」と言われた。
すると彼の耳が開き、舌のもつれもすぐに解け、はっきりと話せるようになった。
(マルコの福音書7章32~35節)
イエス様はいったいなぜこれほど丁寧な癒しをこの時、行われたのでしょうか。 それはすべての人に対する変わらない深い愛を示すためであったものと思われます。
この時イエス様のもとに連れて来られた病人は異邦人、即ちユダヤ人ではない人物でした。 イエス様は、人としてはユダヤ人としてこの世にお生まれになりましたが、当時のユダヤ人は異邦人を蔑(さげす)み、異邦人との関わりをいっさい持とうとしませんでした。 ですからこの時のイエス様の行為 ---個人的にその異邦人と向き合い、丁寧に問題を扱い、心の底からその人の回復を願ったその行為--- は、人々の予想をはるかに超えた意外な行為であったと言えます。
実はこのことを通して私たちはイエス様によるもう一つの意外な行為、肉体の癒しよりもはるかに大切な罪の赦しについて教えられることができます。
イエス・キリストは私たち人間と誠実に向き合い、その罪を丁寧に示し、私たちを何とかして罪から救い出そうと十字架にかかってくださってくださいました。 人を罪から救い出すため神の御子が御自分の命までお与えくださった。 イエス・キリストによるこの行為は私たちの目にはあまりにも意外な行為である、と言えます。 しかしこの意外な行為 ---イエス・キリストの十字架--- にこそ、すべての人に対する神様の変わらない深い愛が示されているのです。
あなたと向き合い、あなたの罪を赦すことを切に願っておられるイエス・キリスト。 あなたもこのお方と向き合ってみてはいかがでしょうか。
(PBA制作「世の光」2010.2.6放送でのお話しより )
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