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 ♪ラジオ放送・文字版「世の光」

   1952年以来、キリスト教会が協力して全国民放ラジオで放送して73年、
PBA『世の光』を文字で 

■知事ネヘミヤ

2010年02月03日 | Weblog

世の光の時間です。 いかがお過ごしですか。 板倉邦雄です。 今日は「知事ネヘミヤ」という題でお話ししましょう。 

 私の住む千葉県で昨年、千葉県知事選が行われました。 ま、現代は地方の知事の働きが重要になってきているような気がします。 実はネヘミヤも12年間、ユダの知事を勤めました。 旧約聖書のネヘミヤ記の続きです。 

 さてその12年間、ネヘミヤ知事は副知事共々イスラエル人からは一銭も給料や援助を受け取りませんでした。 これは前任の知事が食料とぶどう酒、一日3万円の手当てを要求し、家来たちもやりたい放題、住民を苦しめていたからです。 神様を恐れていた知事ネヘミヤはそんなことはしませんでした。 ひたすら城壁工事に励んだのであって、土地の投機に手を出すなどあり得ないことでした。 家来にも工事に専念するように命じました。 その上、150人のユダヤ人の役人の食い扶持は知事が賄(まかな)い、他に外国からの客のもてなしもしていたのです。 にもかかわらず新たな課税をしたりはしませんでした。 そして何よりも知事は神様に祈りました。 「神様、この国民に対する私の態度をお心に留め、祝福してください。」 このような指導者を与えられた国民はどんなに幸せでしょうか。 苦しくても勇気が湧くでしょうね。

 赤字を抱えたある日本の航空会社の社長が、年俸700万円で昼は社員食堂で食べ、通勤も車を使わない、というのが話題になりました。 それが世界中に発信されたのです。 ちょうどその頃、外国の企業の幹部は自社が傾いて国家からの援助を受けるという時なのに自家用ジェットで乗り付けたりしていたのです。 そんな指導者のもとでは働く意欲も湧いてこないでしょう。 また土地や証券で金を転がりしているようなギャンプルをするような会社は非常に危険です。 汗を流し、働いて得る賃金こそ平安な実ではないでしょうか。 実働を伴わない労働や会社経営は足が地につくことはないのです。 聖書にも働こうとしない者は食べることをしてはならない、とあります。 働くことができるのに働かないのは問題です。 聖書のことばです。 
 「つとめて落ち着いた生活をし、自分の仕事に身をいれ、手ずから働きなさい。」第一テサロニケの手紙 4章 11節

  ( PBA制作「世の光」2010.2.3放送でのお話より )

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