世の光の時間です。 いかがお過ごしでしょうか。 山中直義です。
イエス・キリストを救い主として信じるために、私たちはどんな奇跡を見れば満足するのでしょうか。
ある時、「パリサイ人」と呼ばれる人々がイエス様のもとにやってきました。 新約聖書マルコの福音書8章11節12節のことばです。
パリサイ人たちがやって来て、イエスに議論をしかけ、天からのしるしを求めた。イエスをためそうとしたのである。 イエスは、心の中で深く嘆息して、こう言われた。「なぜ、今の時代はしるしを求めるのか。まことに、あなたがたに告げます。今の時代には、しるしは絶対に与えられません。」
「パリサイ人」と呼ばれていた人たちは救い主について自分たちなりの考え方を持っていました。 そして彼らはイエス・キリストは自分たちが思い描く救い主に当てはまるのかどうか、そのことを試そうとして自分たちが願う通りの奇跡を見ることを求めたのです。
イエス・キリストを救い主として信じるために、私たちも時に自分たちの願う通りの奇跡を求めることがあるのではないでしょうか。 しかしイエス様ははっきりと言われました。 「今の時代には、しるしは絶対に与えられません。」
一体なぜ私たちが願う通りの奇跡は与えられないのでしょうか。 それは、そのような奇跡が叶えられたからといって、私たちが正しくイエス・キリストを信じることができないからです。 いやそれどころか、そのことによって私たちは救い主についての自分勝手なイメージをますます強く持つようになり、本当の救い主イエス・キリストよりも自分のイメージ、自分の考え方にしがみつくようになるからです。
神様は奇跡を行なわない方ではありません。 いや今も私たちの思いを遥かに越えたことを行い続けておられます。 しかしイエス・キリストを救い主として信じるために必要なのは、私たちが願う通りの奇跡が行われることではないのです。 そうではなく、ありのままのイエス・キリストを知ること。 即ち、このお方がなさったこと、このお方が語られたことを聖書を通して知らされること。 それこそが私たちが真の救い主を正しく信じるために必要なことなのです。
主イエスを正しく信じるために、聖書が語るメッセージをありのままに受け取ってください。
(PBA制作「世の光」2010.2.20放送でのお話しより )
******
さて、この番組を制作しているPBAの「世の光」の係りでは分りやすい聖書通信講座を用意していて、初めての方には無料の入門コースがお勧めとの事。詳しくはPBAに案内書を申し込みましょう。日曜日に教会を覗いてみるというのもいいんじゃないかなあ。日曜日は大抵、朝10時か、10時半頃からお昼頃まで集まっていて誰が行ってもオーケー。PBAに聞くと近くの教会を紹介してくれるので、気軽に問い合わせるといいでしょう。問い合わせ先は、mail@pba-net.comです。
***
このサイトは URL名として
http://yonohikari.biblical.jp
が使えます。携帯からもこのURLでどうぞ。
***
東海地方での世の光/さわやか世の光/ジェネレーションXの放送に協力してくださる場合の献金は、
郵便振替 00890-3-111071 東海福音放送協力会 まで
お問い合わせは、
電話 052-762-2196 東海福音放送協力会へ
(自由ケ丘キリスト教会内)