百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

今期2年目スタート 

2024年06月16日 04時54分01秒 | 日記

 6月定例会が閉会し、今期2年目がスタートした。今定例県議会では、文書問題調査特別委員会(いわゆる百条委員会)が設置され、知事及び県幹部の批判文書問題の真相究明が行われることになった。

 この問題については、外部の第三者委員会でも調査が行われる。第三者委員会は、内部調査では中立性、公平性が保たれないと、外部調査を行うようにとの県議会からの申し入れを受け、齋藤知事が設置を決めたものだ。この第三者委員会の設置には、「議会も関与して」という説明がさかんに行われたが、それは準備会までのことで、委員の人選、調査内容等には、議員は利害関係者であると見做されるために、そもそも関与するとなれば、中立性、公平性の担保という点で矛盾することになる。二元代表制における知事と議会の関係を考えれば、今回の文書問題の対象が知事及び県幹部という事情から、議会が強い権限を持って主体的に調査を行い、真相、真偽を明らかにする必要がある、ということで、百条委員会(百条調査権をもつ)での調査が必要と判断したものだ。第三者委員会は外部調査としてしっかりやってもらい、議会は百条委員会で主体的に調査を行う、ということである。対象が知事及び県幹部の行為についてあるという特殊性を考えるとこうならざるを得ない。

 新聞、テレビ、そして週刊誌もこの問題を取り上げている。その中には、知事の行為について初めて知る話もあり、証人として百条委員会で証言してもいい、という職員の話まで出ている。また、知人や支援者から多くの問い合わせや意見が届いている。その都度、今回の経緯について、議会での動きを説明しているが、それも私が関わり、知り得た範囲のことに限られる。これから百条委員会で調査が進み、明らかにされる真実をしっかりと見て、判断していきたい。

 2年目は、産業労働常任委員、競馬組合議会議員に選任された。また、自民党議員団内では、幹事長・議長経験者で構成される総務会、文教部会、産業労働部会の政策委員として活動することになった。気持ちを新たにして、揺らぐ県政への信頼を取り戻し、現下の諸課題の解決に立ち向かっていきたい。

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