ひょうご防犯ネット

　ひょうご防犯ネットには、不審者、痴漢などの発生事案が入って来る。社警察署管内で発生した事案はここ３ヶ月余りでも７件もある。身近な地域で、児童や女子生徒などがこうした犯罪の被害にあっていることをネットの情報で知ることができる。その場から逃げる、大声で叫ぶなどして逃れたほか、他の通行車などがあって犯人が逃げた、ということだ。防犯灯の設置、下校時の見守り、防犯青パトなど地域防犯活動の取り組みが行われているが、それでもこうした事案の発生があとをたたない。車を使って人気のない場所を選んでいる事例もある。警察とともに地域でできることに取り組み、子どもや女性がこうした犯罪に遭わないようにしていかねばと思う。

２月３日、午後８時３０分頃、加東市内の社町駅付近で女子学生のお尻をさわったという痴漢発生／２月１日、午後６時頃、加東市馬瀬の路上で自転車で帰宅中の女子生徒の制服の裾をつかんだ暴行事件発生。／１月２５，２６日、小野市育ヶ丘で帰宅中の女子生徒に後ろから抱きつくという痴漢事件が発生。／１２月６日、小野市黒川町で、遊んでいた女子児童数人に数分間つきまとったというもの。／１２月４日、小野市大島町で、公園で遊んでいた児童に不審な男が声をかけてきた。／１１月２９日、小野市上本町で露出事件発生。／１１月２５日、加東市下滝野で自転車で帰宅中の女子生徒に後ろからいきなり抱きつく痴漢事件発生・・・。

精神保健研究会現地交流会

　１月２７日（木）午後、県議会精神保健研究会（超党派）のメンバー１２名で、北播磨の就労支援施設を視察し、家族会との現地交流会を行った。

　今回は、多可町の「ワークステップはーもにぃ」、西脇市の「ワークステップかりん」を訪れ、タオルの箱詰めなどの作業のようすを見学させてもらい、精神障害者の社会参加、就労支援の現状の一端を知ることができた。

　視察後、家族会、県、各市町担当者との懇談会が行われ、家族会の代表の方から精神障害者の自立につながる就労支援、雇用確保を積極的に進めるようなどの要望をお聞きしたほか、北播磨各市町における取り組み状況の報告を聞いた。

　私の自宅の近くに空き家を活用して一時作業所が設けられ、時折り訪問してお話を聞いたりしていた。街の中にそうした施設があることで、障害者が健常者とともに生活をする機会が増え、理解につながると期待していた。現在は移転されたが、障害者の社会参加、就労支援の促進のためには、まち中に施設があり、日常生活の中で交流が図られることがよいと思う。

加東ライオンズクラブの献血奉仕活動

　１日（火）、加東市民病院で加東ライオンズクラブの献血奉仕活動が行われ、多くの人が献血に訪れた。

　ライオンズクラブの恒例の奉仕活動となっているこの献血は献血車４台による県下でも最大級のものと聞いている。会員は献血の他、黄色のジャンパー姿で案内、卵プレゼント、アイバンク登録の呼びかけなどの活動を行った。若い人、夫婦で、また職場から多くの人々が献血に訪れた。ある古参会員はこれで５７回目。７０歳にちょうど７０回にしたい、と語っていた。

海上自衛隊舞鶴地方隊

　

　過日、自民党加東市支部の移動研修会で、京都府舞鶴市にある海上自衛隊舞鶴地方隊を見学した。雪の降る冷たい天候だったが、海軍記念館、東郷邸、北吸桟橋を見学し、日本の海軍の歴史、自衛隊や国防についての認識を深めることができた。支部では昨年から尖閣諸島を守るための法整備などを求める請願署名運動を展開してきており、そうした中、防衛に関する研修を実施した。

　海軍記念館では、舞鶴鎮守府長官だった東郷平八郎元帥の胸像、軍艦旗、佐久間艇長の手記など貴重な遺品に日本海軍精神を見ることができた。また、東郷邸では、東郷さんが日本海海戦の作戦を考えたという書斎で座ってみる人も。北吸桟橋には多くの艦艇が停泊しており、自衛官が日常業務についていた。間近にみる護衛艦や補給艦は巨大だった。緊張の日本海の防衛の最前線についている艦艇、遠くインド洋での補給任務についていた艦など、ふだん目にすることの機会が少ないこともあって防衛の現状に対する関心も高まった。