19日(土)、加東市高齢者大学の閉講式が兵庫教育大学講堂で行われた。講堂は受講生で満席。全国広しといえども、国立大学の講堂で開講式、閉講式を行っている高齢者大学はまずないのではないだろうか。まさに学園都市加東市ならではの市と大学との連携の姿だといってよいだろう。超高齢社会での生涯学習、高齢者大学の新しい学びのモデルをつくっていってはどうだろう。
こうした市の催しでは市の歌「勇躍加東」が歌われる。歌いやすく、私も好きだ。市の歌をこんなにも歌っているまちがあるだろうか、と思う。歌詞の中に「まほろば」という言葉が入っている。古歌に歌われた「良き地」という意味の言葉だが、大和の国のみならず、それぞれの地域が「まほろば」であり、地域の住民自身が地域磨きをして「まほろば」にしていくことが今求められている地域が主体となったまちづくりなのだと思う。