22日(火)、本会議一般質問第一日目。わが会派からは、昨年秋の尼崎選挙区の補欠選挙で当選した大谷勘介議員がトップバッターとして登壇し、県会初質問を行った。午後は藤田孝夫議員(養父市選挙区)、葛西利延議員(神戸市須磨区)の2人が登壇した。葛西議員は今期で勇退を表明されており、15回目を県会最後の一般質問とされた。井戸知事も答弁の終わりに慰労の言葉を添え敬意を表した。
ところで、今日は「竹島の日」。平成17年に島根県議会が条例で制定したもの。今月の2月7日は「北方領土の日」、そして、今年1月24日は「尖閣諸島開拓の日」が沖縄県石垣市が条例で制定したものだ。領土に関する記念日を設けて、国民の関心を高めようとするものだが、領土をめぐる状況は悪くなる一方だ。韓国は竹島を世界ジオパークに登録申請しようと調査を始めるとの報道があったり、北方領土へはロシアが軍事施設や民間開発を進めようとしている。日本固有の領土を不法に占拠し、さらに実効支配を固定化しようとするこうした動きに対して、わが国として猛然と抗議をすべきであり、また、世界に向かってその不当性を訴えていくべきだ。そのためにも国民が固有の領土への強い関心と理解をもち、一致団結して返還をめざす姿勢をもっていなければならない。