百聞百見

ふじもと百男の政治活動日記

県議会で百条委員会設置を可決 新議長も決まる

2024年06月14日 10時40分20秒 | 日記

 

 13日(木)、朝の登校見守りに立ち、その後県庁へ。9時30分過ぎに登庁。さそく議事課と打ち合わせを行った。

 10時から議会運営委員会が開かれた(写真)。今日も会議室は、多くのマスコミ関係者、カメラが入り、議会事務局員の座席が足りなくなるほどだった。

 まず、内藤議長から「元県民局長の文書問題の内容調査」に関する動議、表決要求書が提出されたことが報告された。次に村岡政務調査会長会座長から意見書提出についての報告、片山副知事から同意人事案についての説明があった。次に、本会議の議事順序の説明と協議が行われた。次に内藤議長、徳安副議長から辞職の発言があり、辞職に伴う正副議長選挙の順序が協議された。その他のところで、維新の門幹事長から請求のあった文書について、財務部から県の情報公開条例の規定により提出できないとの返事があったことを伝えた。

 今日の議事の順序は、まず提出された動議について、趣旨説明と討論を行ない、次に表決方法について、記名投票とすることについて賛否を問い、次に動議の票決を行うということになった。

 10時30分から自民党議員団総会が開かれ、議運の結果報告がなされた。  11時、県公館大会議室で本会議が始まった。議場の後ろには、これまでで一番多いと思われる数のカメラが並んでいた。また、少ない傍聴席も満席になるほどで、これから始まる本会議での議論、採決への関心が高まっていた。

 まず、「元県民局長の文書問題の内容調査」(いわゆる百条委員会設置)に関する動議を戸井田ゆうすけ議員(自民党)が説明した。続いて、岸口みのる議員(維新)が反対、迎山志保議員(県民連合)が賛成、伊藤勝正議員(公明)が反対、庄本えつこ議員(共産)が賛成、丸尾まき議員(無所属)が賛成、橋本けいご議員(無所属)が賛成の立場から討論を行った。次に表決方法について、記名投票が行われた。議場が封鎖され、各議員が白と青の札を投票し、記名投票に賛成の婆合いは白、反対は青の札を投じた(写真)。結果、白票63、青票22で記名投票と決定した。次に動議について、同様の方法で投票が行われ、白票50,青票35で、動議は可決された。傍聴席では拍手も起きた。表決方法と動議の表決で白票、青票の13票の違いがあった。記名投票に賛成、動議には反対という票だろう。これで、いわゆる百条委員会の設置が決定した。

 本会議はここで休憩に入り、その間に議会運営委員会が開かれた。各会派から「文書問題調査特別委員会」の委員予定者(自民6、維新3、公明2、県民連合2、共産1、無所属1計15)が提出された。この議会運営委員会をもって、委員長、副委員長が退任の挨拶を申し上げた。前任期4年目、今任期1年目の2年間にわたる議会運営委員長の大任を終えることになった。その会議が約半世紀ぶりに設置された百条委員会の件であったことは感慨深い。

 続いて、この議運の結果、議長選挙に関する自民党議員団総会が行われた。  午後2時、本会議が再開され、「文書問題調査特別委員会」委員の選任が行われた。次に議案が一括上程され、委員会審査の結果が文書で報告され、討論が行われた。続いて、表決が行われ、可決された。続いて、追加議案(同意人事案)が上程され知事が提案説明を行い、可決された。続いて、請願が上程され、委員会審査結果報告、討論ののち、表決が行われ、百条委員会設置の請願が可決された。続いて、保育士等の人材確保、処遇改善の支援を求める意見書案など7件が可決された。

 ここで15分間の休憩。公館の正面玄関の花壇を同僚県議と眺めながら休憩した。  再開後、内藤議長の辞職、これに伴う議長選挙が行われ、議長に浜田知明議員(自民党:洲本市)が当選した。続いて徳安副議長の辞職、これに伴う副議長選挙が行われ、谷井いさお議員(公明党:尼崎市)が当選した。それぞれ、退任、就任の挨拶を述べた。

 新議長の下で、議会運営委員会委員、常任委員会委員、関西広域連合議会議員、兵庫県競馬組合議会、兵庫県・神戸市調整会議構成員の選任や選挙が行われた。私は、2年目は、産業労働常任委員会委員、競馬組合議員に選任された。以上で367回定例県議会は閉会した。午後4時30分頃だった。長い一日であったが、百条委員会はさっそく明日14日(金)午後に委員会が開かれ、正副委員長の互選、運営要領の協議などを行うことになっている。議会議員として、委員と同じ責任意識をもって臨んでいきたいと思った。

 午後5時から、県庁近くの会場で開催された兵庫県保育交流会に県議会社会福祉推進議員連盟の同僚議員とともに出席し、会長としてご挨拶を申し上げた。加東市からも民間保育園・こども園の園長さんらが出席され、懇親をはかることができた。

 その後、コロナ以来初めての自民党議員団の東播淡路会の会合が開かれ、出席した。コロナ前は、よく懇親会や研修などを行っていたが、今回は新人議員の加入など新しい顔ぶれで再スタートした。  

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