ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

朝光寺への道-昭和30年代の終わり頃

2024年01月12日 05時21分55秒 | Weblog

 写真を整理していると、小学生だった昭和30年代末頃のものがありました。弟と二人で弁当か何かが入ったバッグを棒にぶら下げて歩いている姿でした。
 かすかな記憶があります。父に連れられて朝光寺への道を歩いていったことです。朝光寺は加東市畑にあり、国宝の本堂や国重要文化財の鐘楼、多宝塔、つくばねの滝などがあり、最近では映画の撮影も行われたことで知られています。
 今では車で行きますが、当時は、バスに乗って上久米まで行き、朝光寺口から池之内、廻渕、そして畑の3つの集落へと続く道を歩いていったように思います。
 写真には、道の向こう左手に石の鳥居が写っています。これは、池之内の住吉神社だと思います。もう60年ほども前の写真ですが、こうして写真に記憶された「あの時」は、私の人生に確かにあったことを思い返させてくれます。今は亡き弟もこの写真を撮った父も確かにいたのです。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 冬の東条湖風景 | トップ | 昭和30年代後半ー闘龍灘の... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事