加東市鳥居の集落の西端に近い旧道脇に大きな石の鳥居が立っています(写真)。この石造鳥居が「鳥居」という地名の由来になったといわれています。
鎌倉時代、尼将軍といわれた北条政子は佐保神社の社殿を造営し、八丁四方、一里四方に計八基の檜木造の鳥居を建立したと伝えられています。その西八丁の鳥居が今の鳥居地区にあったとされているのです。
石造鳥居は約200年前の文化六年(1809)に再建されたものです。ところで、八丁四方の鳥居の他の三ヶ所はどこなのでしょう。
東八丁の鳥居は社村のうちの鳥居町にあったとされています。しかし、今、鳥居町という地名はなく、不明です。南は松尾、北は上中にあったといわれています。
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