ふるさと加東の歴史再発見

少し気をつけて周囲を見回してみると、身近なところにふるさとの歴史を伝えるものがある。

昭和50年代末-東条ダムと曽根サイフォンを巡る

2019年07月20日 06時07分05秒 | Weblog
 

 先日は県立社高校生活科学科の生徒と東条川疏水の各施設を巡りました。その様子はこのブログで紹介しましたが、今から40年近く前、創立間もない頃の兵庫教育附属中の生徒と東条ダムと曽根サイフォンなどの施設を巡ったときの写真を紹介します。社会科の地域学習の一環か、郷土史研究クラブの調査か何かで数人の生徒と現地見学に行ったときのものだと思います。
 ダム湖につき出た岩場の上に祀られている水天宮の側に立つ生徒を対岸から撮影したものです。先日の高校生とは遊覧船で岩場に行きましたが、当時は半島状になっている岩場に歩いて行ったものです。
 もう一枚は、日本最長級の曽根サイフォン(加東市松沢)の上によじ登っているところです。ダムから流れ出た水は嬉野台地を南に流れ、安政池の辺りから東条川の流れる谷を逆サイフォンの水管で渡り、小野市の台地へとかけ上がっていきます。銀色に輝く水管が緑の中にまぶしく光っています。
 この生徒達はもう50歳近くになっています。今、東条川疏水を貴重な地域の宝として見直し、次の世代に伝えていこうという取り組みが続けられていますが、懐かしい写真を見ながら、その思いは強まるばかりです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 夢二の少年山荘 | トップ | クマゼミの羽化-今年も出ました »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事